「寄りそって」 | ドット模様のくつ底

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奈良が好きなライターの瞬間ブッダな日々の記録。
福祉的な目線から心の問題を考えています。



先日、東大寺西回廊で開催されていた

『金澤翔子書展と現代国際絵画展』

に行ってきました。

金澤翔子さんの書は
ダイナミックで力強く、
一点の曇りもない
真っ直ぐな心から
生み出されたような美しい書でした。




一方、
こちらは↑同時開催の
現代国際絵画展で展示されていた

難読症の画家、
マッケンジー・ソープの作品で
「寄りそって」。

何とも不思議な世界観です。


金澤翔子さんやマッケンジー・ソープのような、
特殊な能力を与えられた人が
見えている世界は

私の見ている世界とは
全く違っているんだろうな。。
と当たり前ながら実感。

人はそれぞれ同じ対象を見ているようでいても、
感じ方や捉え方によって表現は違ってきますが、

それとはまた違って、
私には到達できないところに
彼らは生きている感じがします。

対象を正確に捉えようとすれば
見えてこない世界があり。

うちうちなる世界が広がって
カタチ創られていく唯一無二の世界。


そういった能力のある人のことを
天才というのだなと。

神がかった世界がそこにはありました。


それでは今日も良い1日を!