5月。
今年も夫の本番でゴールデンウイークに娘を連れて銀座に行った。
昨日も書いたとおり、子連れで食事ができる所を探すのは容易ではない。
特に銀座などの古い街はかえってバリアフリー化が遅れている。
昔のビルヂングは皆エレベーターがなかったり階段が狭くて急なのだ。
いろんなサイトを見ても「子連れにやさしい店」をうたっている所はなんだか高そうなお店か、アレルギー対応のお店か、そういう所ばかり出てきて本当に入りたいと思うお店が見つからない。
「孤独のグルメ」ならぬ「子連れのグルメ」
子連れに優しい店ならどこでもいいというわけではないんだ。
なら自分で開拓して、逆に広めればいいじゃん、と思い、歩くことにした。
最初に失敗したのはJR新橋駅で降りた事。
エレベーターがない!
仕方なく階段をえっさえっさかついで降りる。
娘はもう10kgを超えている。
土橋から裏通りを歩く事数分、やたらと「俺の」シリーズの看板が目についた。
でもランチはやっていないみたい?
さて、「維新號」に入る事にした。
入るとなんだかお香の匂いがする。
しかも、インドのそれではなくて、日本のお線香みたいな。
これはマイナスポイントかな。
それとも法事帰りの先客でもいたのかなあ・・・?
ベビーカーでもそのまま入れるお店だった。
シューベルトのピアノソナタ90―3が流れる中、ジャスミン茶をサービスされる。
ランチ弁当が限定10食だというので、これを注文した。
写真の春巻がシューマイに変わっていたのが残念だったけど。
あとは同じだった。
マーボー豆腐が思ったより辛くなく、娘も美味しそうに食べた。
若干肉が筋?軟骨?噛めない部分が多かったけど、飲み込んだ。
チンジャオロースは油多め。
エビチリは思ったより辛めでよかった。
最近は甘い味が多いからね。
途中で「ごはんのおかわりはいかがですか?」と聞かれたのでもらう事にした。
たぶん、成人男性ならおかずに対し、ごはんは2~3杯ぐらい必要かもしれない。
ごはんが柔らかすぎるのが残念だけど、銀座の年齢層を考えれば仕方ないのかもしれない。
デザートは杏仁豆腐にメロンが少し乗っている。
お腹いっぱいなのについつい食べてしまう。
お茶が残っているのでゆっくりしてしまった。
夫の本番の時間ギリギリまで長居してしまった。
つづく