思いのままに 

思いのままに 

ヤマセミです。
山登りと鳥見を、こよなく愛しています。

野鳥ホームページ
http://kazamidori1324.s1010.xrea.com/

4月17日

 

8:00に出発する西表島から石垣島行のフェリーに乗った

 

約50分で石垣島に到着

 

そこには、ガイドが待っていてくれた

 

今日は終日、ガイドさんが鳥見案内をしてくれる事になっていた

 

最初にガイドから『何を一番見たいですか?』

 

と、問うて来た

 

私はアカショウビンとムラサキサギ

 

と、答えた

 

それを受けて、早速ガイドは、まず田んぼに我らを連れて行ってくれた

 

生憎、田んぼにはムラサキサギどころか、シギ・チドリも、ほとんどいなかった(苦笑)

 

そこで、アカショウビンの棲む森へと急ぐ

 

ところが、午前中は目立った成果も無く・・・

 

午後になって、ようやく、調子が出て来た(笑)

 

すぐに、アカショウビンが現れ、無事、撮影にも成功したので・・・

 

さぁ、これでムラサキサギを探してくれると思ったのだが、結局、終日、森の中を車で何周もしただけでガイドは終了した

 

アオバズク

 

アカショウビンが観られたのは良かったのだが、アカショウビンだけ

 

キンバト

 

というガイドって、如何なものだろうか?

 

シマアカモズ

 

と、大きな?が付いたまま、ホテルへと帰った

 

この日は西表島での高温多湿の環境で、身体がまいってしまい、夕食はコンビニ弁当で済ませた(苦笑)

4月16日

 

この日は、朝からガイドを予約して、島の中を鳥見した

 

午前中は、カヌーを漕いで浦内川の支流まで行き、鳥見をした

 

身体が固く、常に腰痛に悩まされている私は、漕ぐという動作が・・・怖い(苦笑)

 

素直にガイドに言うと、何と、私と妻の乗るカヌーをガイドのカヌーが曳航してくれると言う

 

完全に老人扱いなのだが、構うもんか!

 

漕ぎさえしなければ、何とか腰の負担は無さそうで安心した

 

それにしても、浦内川の静かなことか!

 

 

午前中、わずか2槽の観光カヌーに遭遇しただけで、ほぼ独占状態

 

遠くからリュウキュウアカショウビンやリュウキュウサンコウチョウが聞こえて来て、思わず眠くなるほどにリラックスしている自分が居た

 

浦内川の支流に入ると、野鳥の声は、俄然近くから聞こえて来た

 

この支流の上流部には、今から70年前頃に上質な石炭が発掘される炭鉱が存在していた

 

その栄華の残り香のように、随所に面影が感じられて・・・

 

こういう雰囲気も悪くない

 

途中、リュウキュウキビタキの鳴き声が聞こえて来た

 

肉眼でも捉えられたのだが、撮影できたのは♀のみであった う~ん残念!

 

リュウキュウキビタキ

 

昨年にリュウキュウアカショウビンが営巣したシロアリの巣も見せてくれた

 

 

シロアリの大きさにも驚かされたが、カヌーで最接近すると3mくらいの所に巣が営まれていた事に驚かされた

 

因みに、アカショウビンは渡って来た直後らしく、ペアリング前との事だった

 

午後は主に田園での鳥見を試みたが、少し前まで居たクロウタドリは抜けたようだ

 

サキシマキノボリトカゲ

 

サギ、シギチ・チドリ類も、ほぼ渡り終えたようで、こちらは残念な結果となった

 

サキシマキノボリトカゲ

 

ただ、昼食時に立ち寄った店が、なんと46年目に私が西表島へ来た際に立ち寄った星の砂海岸(住吉海岸)であった!

 

昭和53年

 

小柳ルミ子が歌った『星の砂』で、一躍脚光を浴びた星の砂だったのだが、有名地であった竹富島には、ほぼ無かった

 

ところが、この住吉海岸では海岸が、ほぼ全て星の砂であった事に驚いたものだ

 

その話をしながら、ニコニコして海岸まで下り立つと・・・

 

星の砂は、その面影を全く留めていなかった

 

住吉海岸

46年前の私と住吉海岸(笑)

 

ガイドが砂の中から、『これが星の砂です』と指摘した砂を見ると、私の老眼ではサッパリわからんかった(苦笑)

 

往時を懐かしむ余韻すら私に与えてくれなかったのは、痛恨であった

 

46年という時間の中、人々に踏みつけられた星の砂が、ただの砂になっていただけの話なのは、分かっているのだが、私の良き思い出が少しだけ薄らいでしまったなぁ

 

ツアーの最後に偶然、ヤツガシラに遭遇

 

 

ガイドさんも『まだ残っている個体が居たんだ。驚き!』

 

と言っていたように、既に渡っているはずのヤツガシラだったが、星の砂で沈んでしまった私のテンションを上げてくれた事に感謝である(笑)

今回の旅行では、少し奮発して宿を決めた(笑)

 

 

西表島 : 星野リゾート西表島ホテル

      

沖縄  : オクマ プライベートビーチ & リゾート

      

 

妻の好みに合わせると・・・こうなる

 

共通した特徴は・・・

 

★従業員の教育レベルが高い

★食事のレベルも高い

★プライベートビーチを所有している

 

事だった

 

その、いずれも満足の行くレベルで安心した

 

特に、プライベートビーチは特別な空間であった

 

 

西表島ではプラーベートビーチに沈む夕日を堪能した

 

 

波打ち際には小動物が活発に動き回っていて、生き物好きな私には堪らない

 

 

沖縄も負けてはいなかった

 

 

夕食後、まだ、明るさの残るビーチにあるベンチに座りながら、心地よい潮風を全身に浴びられた

 

 

プライベートビーチ = 1ランク上の贅沢感

 

クセになりそうな体験であった

 

 

4月15日

 

始発電車で出発した我らは、羽田空港ー石垣島空港ー石垣島離島ターミナルー西表島と移動

 

約10時間で西表島のホテルに到着した

 

空港では修学旅行生の集団と一緒の飛行機だったので、騒がしくなるのでは?

 

と心配したが、彼らは後部座席に、ほぼ隔離されて安心した(苦笑)

 

西表島までの船上で、海鳥を期待したのだが、全く飛んでいなかった

 

それどころか、猛スピードで疾駆する船に緊張感が走った

 

宿泊するホテルでは落ち着いた雰囲気で楽しめそうだ

 

そして、20時

 

予約していたガイドがホテルまで我らを出迎えに来てくれた

 

ナイトツアーの始まりだ

 

 

西表島は、島の80%以上がジャングル

 

ヤドカリ

 

どんな生き物と出会えるかワクワクしながら出発した

 

ヤシガニ

 

因みに、ガイドのNさんとは初対面。今回のナイトツアーと翌日の終日ツアーを担当いただく事になっている

 

ヤエヤマサソリ

 

彼は生き物に詳しく、生き物愛、西表島愛の強い好感の持てる方だった

 

ミナミトビハゼ(通称トントンミー)

 

当初、ジャングルを掻き分けて奥地を歩くのかとビビっていたが、基本、車の中からの観察か、車周辺の道での観察であった

 

ミナミコメツキガニ

 

沢山のカニやヤドカリと遭遇

 

ミナミオカガニ

 

とても、名前を覚え切れない(苦笑)

 

ベンケイガニ

 

両生類の大好きな私は、もっとカエル類を期待したのだが、実際に目にできたのは2種のみであった

 

ヒルギハシリイワガザミ

 

わずか1時間30分という短いツアーであったが、充分に西表島の生物多様性を実感できた良きツアーであった

 

サキシマヌマガエル

オカヤドカリ

オカガニ

3月30日

 

孫達が遊びに来た際に、彼女達にジャガイモの種付けをお願いした

 

あれから2週間

 

ジャガイモは順調に成長していた

 

 

4月21日

 

たまたま、我が家を訪れた知人が、その様子を診て・・・

 

『早く間引きしないとダメだよ』

 

と忠告された

 

立派に繁茂しているので、間引きをする事なんて、頭の片隅にも無かった私は愕然とした

 

そうかぁ 間引きかぁ!

 

素人の恐ろしさである

 

早速、知人の指導の下、間引きをした

 

 

なるほど、スッキリとしたわい

 

10日後に、孫達が再び我が家を訪れる事になっている

 

ジャガイモの成長ぶりを見て、さぞや驚くに違いない