埼玉県北本市の特定非営利活動法人(NPO法人)が老人保健療養費を不正受給したとされる事件で、さいたま地検は27日、詐欺などの罪で、同市東間の「在宅身障患者支援センター」元理事長、原田正彦容疑者(74)を起訴した。

 

 起訴状によると、原田被告は、支援センターが運営していた医療マッサージ治療院「もみの木」などで、実際はしていないマッサージをしたとする偽造の療養費支給申請書を北本市に提出し、平成20年4月と5月の計2回、計約12万円を市からだまし取ったとされる。


<産経新聞>