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BariCraft Blog

バリクラフトルアーデザイナーによるタックル紹介やルアー&ロッドテスト、釣行記など

バリトーノ87は河川や干潟に合うセッティングにしていますが、しまなみエリアの【真鯛】にアクションとしなやかさが実にマッチしています。


地磯での使用となると、長さが足りずに使い勝手が悪い場合もありますが、真鯛には好んで使っています。


とか言いながら、乗らないしバレやすい真鯛をキャッチするのは中々ですが💦


GWの話になりますが、ルアー製作の合間に何とか良い真鯛をキャッチ出来ました🎵

本流の根に着いた真鯛


スプーナーのレジンコンポジット版もかなり良い感じです♪



【TACKLE DATE】


【ROD】

BariCraft×TULALA

Baritono87


【REEL】

SHIMANO

20TWINPOWER C5000XG


【LINE】

山豊テグス 

レジンシェラー8 1.5号

耐摩耗SHOCK LEADER30lb

毎年、GW前後にメバルを釣る。


今年は出遅れた感があり、反応を得ても乗りが悪かったり、バラしたり。


挙げ句の果てに食ってきた真鯛やシーバスもことごとくバラす始末💦


悔しいので、根気強くやると

27cmくらいかな。


まぁ、良いサイズですが、この時期にメバルをするのは25cm〜30cmに絡んでくる時期だから。


やっぱ、尺前後を釣りたい。。。


今年はイカナゴが既に消えてて、何食ってるのかわからない。


アプローチも反転流にコルセア65や月歩77、パワーヘッド3gを根掛かり覚悟でフワフワさせる。


例年より、スローアプローチ。


パターンはわかるんだが、数が居ない。


でも、キャッチ出来たから良かった。


メバルポイントの周りにはカタクチ?についたシーバスがライズ。


やっぱり私はシーバスマンなので、狙ってしまうw



スタッカート101は2〜3gくらいからが扱い易い印象。


シーバスがライズしててもロッドは持ち替えなくて良いのが汎用性の高さを物語る。


メバルロッドって、シーバスがエラ洗いしにくいんだけど、スタッカート101は一般的なメバルロッドより強いにも関わらず、シーバスに弱すぎず、普通過ぎない硬さ。


メバルロッドの例に漏れずエラ洗いが極端に少なくなるロッドなのに一般的なメバルロッドのようにのされない。


中には80cm近いサイズも居たけど、スルスル寄せられるから、ランディングする時にびっくりするくらい。


シーバスのヒットルアーはハルシオンシステムの月歩77。



デカメバルにも良いんだけど、カタログ落ちしてましたので、見かけたら購入をおすすめします♪


#pr

#tulalajp

#スタッカート101

#staccato101lmshx 

#メバル

#シーバス

#激流

#山豊テグス

#レジンシェラー8 

#耐摩耗ショックリーダー

バリクラフトです。


新製法=発泡ウレタンコアのレジンコンポジット


なんですが、いまいちピンと来ないですよね。


断面図をわかりやすい図にすると、この様にになります。


高浮力の発泡ウレタンを水より重いレジンで包む。


という製法です。


元々、軽い素材で製作していたら、レジンコンポジットには辿り着けませんでした。


バリクラフトルアーはレジンに微細の玉を作る、いわゆる発泡レジンで製作していた為、ハンドメイドによく使われる素材より比重の高い(浮力の少ない)ので、水より重いレジンを肉厚にしてコンポジットしても、成立するのです。


レジンコンポジットをするメリットとしては、次のようなものがあります。


・表面高度が高い

・造形精度が高い

・浮力体の位置や大きさを変えられる


他にもありますが、これ以上は伏せておきます。


【破断強度】という点では今までの発泡レジンの方が強いと個人的には思います。


というのも発泡ウレタンと違い、分かりやすい表現にすると、発泡レジンは空気の粒が衝撃を吸収するのでぶつけても凹みはするが非常に割れ難い。


無垢のレジンは表面高度はかなり高いが、衝撃によっては割れる。


この【割れ】に対してレジンの【厚み】で強度を上げる事は出来ます。

ただし、無垢のレジンは先程も言ったように水より比重が高いので、レジンの壁厚を上げると沈むリスクが発生する為、非常に厄介なんです。


スプーナー、デカスプーナー、ドンキーと全てフローティングなので、強度とアクション、浮力を担保しながら、どこまでレジンの厚みを作れるか?!


という事です。


ワイヤーのアイ周辺は平均的な壁厚よりもかなりレジン厚を作りたい。


文章にする数百倍、難しいのです。


毎日の様に研究に没頭し、ようやくゴールが見え始めました。


各ルアーのメインの壁厚は


スプーナー110Fは壁厚 約1.5mm〜2mm


デカスプーナーは壁厚 約2.5mm〜3mm


ドンキーは壁厚 約3.5mm〜4mm


全てのルアーのアイ周りは最低10mmの壁厚


など、アクションや浮力と相談しながら、同じアクションと重さを再現しつつ、進化させるべきところは進化させてます。


そのあたりは完全に仕様が決まったら、解説させて頂きます。






バリクラフトです。

現在、従来通りの製作方法でスプーナー110Fの塗装が最終段階に来ています。

10数個しかありませんが、GW中か後に抽選販売の予定です。


新製法の工程確認でいくつか問題に直面しています。


発泡コアへのウエイト固定方法で、今のやり方ではシリコン型の持ちが極めて悪く、違う型を作る必要が出てきました。


やはり、一筋縄では行きませんね💦


発泡ウレタンの扱いもしっかり自分のモノにする必要もありますし、


とにかく、試作を繰り返すしかありません。


この発泡ウレタンコアをレジンコンポジットする新製法を確立すれば、ハンドメイドの製作方法については、変える事はないと思いますので早く決着をつけたいと思います。


ちなみに、先日の高知遠征でドンキーを橋の鉄筋部分に豪快にぶつけてしまいましたが、ほぼ無傷でしたので、強度も安心出来ると思います♪


頑張ります♪



今年の春、シーバスが非常に厳しい状況。


釣りに全振りして走り回りたいところですが、工房建設に向けての準備や新しい製作工程を軌道に乗せるべく、貧乏暇なし状態です。


釣りはかなりの低打率ですが、たまに釣れますw

ロックショアを含めて、メインラインに2号を使う事が主流でした。


バリトーノ87のロッド開発に伴い、レジンシェラー4からレジンシェラー8を使うようになり、長く使う事で引っ張り強度やノット強度に確信が持て、メインラインを1.5号に落としました。


2号との使用感に大差は感じないが、やはり飛距離は驚くほど違う。


あと、レジンシェラー8は安価なのに長持ちするので、かなり優秀です。


話が変わりますが、製作はプロトをいくつか作りました。


これから、発泡コアにウエイトを固定する工夫をしたコアの型取りをして、販売用の製作を開始します。


発泡コアにウエイト固定穴を作る事でウエイト位置のバラツキを無くせます。


新製法に関するメリットは製作の安定化やバラツキなどの不安定要素を限りなく減らす恩恵もあります。


既存の製作の方が極論、強度は上です。


バラツキも今出来る工夫はしていますが、新製法の方がバラツキは抑えられる。


発泡コアの比重のバラツキはどうしても出てしまいますが、製作の工夫でコントロール出来る部分はしっかりやって行こうと思います。

バリクラフトです。

新製法の発泡ウレタンのレジンコンポジット。


着々と進み、比重やアクション出しもバッチリ来てます♪


元々、高い比重のブランクだったのでコンポジットするレジンの壁厚は厚い為、強度も申し分ない。


ただ、発泡ウレタンの比重のバラツキは必ず発生するので、扱いに慣れる必要があります。


ぼちぼち4月中には量産体制に入れるかなぁと思ってます。


その合間にバリクラフト初のシンキングペンシルの叩き台。

こちらも少しずつ進めて行こうかと思います。


ドンキーから派生したプロトなのですが、100mm、130mm、180mmとあります。


全てが製作に乗っかるかはわかりませんし、それぞれアクションも違うルアーになると思います。


また、オリジナルのドンキーとは区別したいので、名前も考えます。


スプーナー110F

ドンキー(仮)100S

ドンキー(仮)130F

——-スピニングとベイトの境界線——-

デカスプーナー

ドンキー(仮)180F

オリジナルドンキー


他にも色々とアイデアがありますが、まずは既存のルアーの増産体制の構築をしっかりやります。



3月12日 18:00から受注開始しましたバリトーノ87ですが、21時過ぎにはお客様からの情報で完売した事に気付きました。


実は当初の予定の2倍の数量をご用意しておりましたが、約3時間でご用意した数量に到達し、完売した事に驚いております(⌒-⌒; )


ご注文頂いた皆様、ありがとうございました。



次回の生産、販売は未定ですが必ず再販は致しますので、今回ご購入が叶わなかったユーザー様はしばしお待ち頂きます様、お願い申し上げます💦


シーバスゲームも大型プラグが増えている昨今ですが、やはりシーバスゲームの真ん中の釣りは基本です。


結果論になりますが、大型プラグも扱えるど真ん中のシーバスロッドの受容の多さも実感致しました。


実際、少し先重りするロッドの方が感度は高い感覚ですが、手元に重心を置いても余りあるライン感度をもたらす、ストローセッティングHD。


ロッドバランスと感度を両立出来たのは、ストローセッティングを考案した前田製作所さん、固定概念を持たずにチャレンジしてくれたツララさんのお陰です。


バリトーノ87の他に現在テスト中のジュビラス95を開発しています。


バリトーノ87とはまた違った狙いがあり、進めています。


今後も自身の経験に基づいた確かなモノ作りに精進していきます。





コロナ以外で風邪引いたのはいつ以来だろう。。。


ちょっと無理し過ぎたのかもしれません💦


さて、


ツララさんのオンラインショップで本日18時から受注開始となるバリトーノ87



受注と言っても、受注生産ではありません。


数量限定で、受注がご用意している数量に達した時点で終了となります。

※販売は今回だけではありません


新しい感覚のスピニングロッドとなっております。


この機会に是非、体感頂けると幸いです。


詳しい解説は下に添付している動画をご覧下さい。







BariCraft×TULALA Collaboration Rod


Baritono87 StrawSettingHD」受注生産モデル

TULALAオンラインストアにて受注を予定しています。

受注期間:2024312()18時~2週間程度。

※予定数に達し次第終了となります



Length8.7ft

仕舞寸法:147cm

TaperRegular Fast

CastWeight10g90g

LinePE1.02.5

LeaderNYLON MAX50lb  FLUORO MAX40lb

※ノット部を下から13番目ガイドの場合は60lb70lbも可

Weight 268g±※プロト参考数値

GuideStrawSetting HDTULALA社で手巻き

Price¥65,000TAX




TULALAオンラインストア】

TULALA公式HPからもアクセス可能です。




























SPOONER110F

流れの変化を使って奥行きを作るルアー。

要するにストリームゲームに特化している。

緩い流れや止水域ではテンションをほぼ感じないので使い難いルアーです。


緩い流れや止水での使い方

・早巻き

※デイ、ナイト共に使えます。


・トゥイッチ

※水中ドッグウォークやただ巻きとのコンビネーションも可


・フック1番や板重りで水平姿勢にしてのダイビングペンシル的に使う

※比重のバラツキや塩分濃度によって浮力が足りない場合があります


単純に使うだけなら、緩い流れではスラローム系やリップ付きミノーの方が使い易い場面は多いと思います。


流れが速い、強い場所ではスプーナーにしか出せない魚が存在します。


ですので、いつも言ってますが使い手次第なルアーと言えます。

※マニュアル感がスプーナーの特徴


サイズやウエイトが誰にでも扱えるタイプの部類であるが故に場所を選ばず使用するとあまりのテンション感の無さに何やってるかわからない方も居るでしょう。


しかし、緩い流れでもデッドスローのただ巻きでも魚は出ます。


テンション感の無さから中途半端に巻いてしまうと釣れないルアーと化します。


何が言いたいかと言うと、バイトが出せるようになる【慣れる】まで、時間が掛かるルアーではありますが、スプーナーが使いこなせれば、ドリフトのコツが分かるはずです。

※偉そうに言うつもりは無いですが、ドリフトの教材的なルアーです


また


・こんなにテンション掛からなくてもルアーって動いてるんだ。


・こんな緩いテンションでも魚は釣れるんだ。


・このテンションだから、デカい魚が釣れるんだ。


そんな事を教えてくれるミノーです。


万人が使い易いルアーを提供するのは各メーカーさんがやってるので、バリクラフトはそれをするつもりはありません。


それが個性であり、流れの釣りを掘り下げて、掘り下げた末に自分自身が必要だと思って作っています。


そこもご理解頂き、ご購入や抽選応募して頂ければと思ってます。


ちなみに使い易いのは水受け面積が大きいデカスプーナーの方です。



テンションや流れの抜き差しもわかり易いです。


ただ、タックルを選びますが…