右膝のサポーター ZAMST(ザムスト) EK-3 | サラリーマンスキーヤーの日常

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競技スキーをしたり、バイクに乗ったり、トレッキングをしたり、走ったりしてます。その他、全国のうまいものを食べるのも大好きです。2016シーズン後半にACL損傷→再建術→2018シーズンからは競技スキーにも復帰しました。そんな日常をつれづれなるままに

以前、前十字靭帯損傷→前十字靭帯再建の手術→雪上復帰の過程で使った装具(サポーター)の記事を書きました
 
 
↑この2つ目の記事で書いてるんですが、先シーズンの終盤に手術した方ではない右膝に結構強い疲労感(深く曲げると痛んだりもした)が出たりして、結果的に春から夏にかけて可動域が少し狭くなったり(正座がしづらい)していたのもあって、今シーズンはシーズンインから右膝もサポーターを使っています
 
僕自身は前十字靭帯損傷した者ですが、今回の記事はあくまで怪我していないほうの膝に使用しているサポーターの話が主です
明確な怪我(靭帯損傷、半月板損傷などなど)ではないけれど、何らかの不具合を感じていてサポーターをしようかどうしようか考えておられる方の参考になれば幸いです

 

 
まず、右膝については疲労から痛みとか違和感が出ることはあるにせよ、明確に損傷したりはしていないので、それほど強いサポート力は必要ない(むしろ動きやすさをスポイルしないためにもほどほどのサポートで良い)
 
保温性は期待したい(これはまあ、スポーツ用のサポーターなら着ければ何でもそれなりに効果はありそう)
 
症状として出ている疲労感や軽度の痛みというのはどうも膝蓋骨まわりの炎症っぽい気がするので、膝蓋骨の動きをサポート(コントロール)するのが良いのではないか
 
といったあたりの基準で色々と考えて
ZAMSTのEK-3にしました
 
 
前十字靭帯再建術をした左膝で使用しているREGUARDのKL-5は筒状の形状+ベルクロでホールドを調整するって構造でしたが、これはフルオープンタイプ
 
 
箱の裏面の説明見ると、動きに対する影響を押さえつつ圧迫するというコンセプトで、まあこちらのニーズに合ったもの
そのうえで、膝蓋骨(膝のお皿)まわりにパッドが配されていて、膝蓋骨の動きをコントロールできそうというのがこれを選んだ最大の理由
 
 
とりあえず、サポーター並べてみました
左が (左膝の)前十字靭帯再建術のときに処方された軟性装具
真ん中が雪上復帰以降使っている左膝のサポーター、REGUARDのKL-5
右が今シーズンから使い始めた右膝用のサポーター、ZAMSTのEK-3
 
着けてみると、やっぱり長い物ほどホールド感は強いけれど、もれなく動きづらくなるというのも確認できました(もちろん長さだけがホールド感なり動きづらさの決定要因では無いですけどね)
 
 
今回購入したのはLサイズ
メーカーの指定では膝蓋骨の中心から10cm上の大腿周径で選択することになっていて、計測すると46cmでLサイズが該当
 
で、amazonあたりのレビュー見ていると指定サイズだときつかったので1サイズ上がお勧めとの意見多数
 
なので、店頭在庫をもっているアルペンで試着してLサイズで問題ないことを確認して購入しました(ネットの方が少し安いんですが、試着させてもらったお店で購入しまたよもちろん)
 
思うに
 
まず第一に、膝蓋骨中心から10㎝上というと大腿四頭筋の盛り上がりがあったりして結構正確に測りづらい箇所なんで、そもそも正確に測れていない可能性が高そう
 
あと、スポーツ用としてではなく、日常生活で膝に不具合を感じている方なんかが「スポーツ用のものなら性能も良かろう」という考えで購入してみたら「思っていたよりサイズ感がキツイ」というパターンもありそう
 
このEK-3ってスポーツ用のサポーターとしてはソフト目なものですけど、ドラッグストアなんかで売っている軽い圧迫だけを目的としたサポーターに比べればホールド感はもともと強いわけで、そんなミスマッチがあるんじゃないかなぁ
 
まあ、どのみちこの手の直接身につけるもので感覚的な合う合わないが生じるものは、店頭で試着して見るのが一番良いというのが大前提かとは思います
 
閑話休題
 
実際に雪上で10数日使ってみましたが
サポート感とか保温性についてはだいたいOK
 
ただ、丈が短い+フルオープンタイプのせいか、割りにすぐにずれてしまい膝蓋骨回りが浮いてる状況になります
まあ、これはサポートタイツ(c3fit)+膝下はさらにソックスの上から装着していることもあるかなと思います
(メーカー的には素肌に直接装着することを想定 → ザムストHPのよくある質問
タイツも履いてしばらくすると膝回りにしわが寄ったりしてますしね
 
なので、サポーターに期待した膝蓋骨の動きをコントロールするという点ではあまり効果はないかなと思います
 
ウェアを膝までまくって確認・締めなおすこともできなくは無いですが、レーシングワンピとかだとそれもままならず、そもそも結構面倒な話なので、とりあえずは良いかなと思ってます
お昼ごはんのときとかにチェックして必要に応じて締めなおすようにはしていますが
 
それでも年末年始あたりから、そこそこの斜度だったり高めのスピードだったり、あとポールにも入ってますけれど今のところ右ひざについては昨シーズン終盤のような違和感は出てきていないので、それなりにポジティブに評価して良いのかなと思っています
 
一方で前十次靭帯再建の手術をした左膝の方はというと
先シーズン終盤にはそれほど違和感がなかった(むしろその時期は右膝の方が具合悪かった)んで、なんなら左膝も短いサポーターに変えようかと思ってたんですが、今シーズン右膝の不具合がないせいか、左膝の疲労感や日によっては膝蓋骨回りの軽い痛みがあり、やっぱり当面は昨シーズンも使っていた(↑上の写真真ん中の)サポーターを継続して使うことにしました