岡部哲也スラロームCUP@軽井沢プリンス | サラリーマンスキーヤーの日常

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競技スキーをしたり、バイクに乗ったり、トレッキングをしたり、走ったりしてます。その他、全国のうまいものを食べるのも大好きです。2016シーズン後半にACL損傷→再建術→2018シーズンからは競技スキーにも復帰しました。そんな日常をつれづれなるままに

そんなことで、日曜日は大会へ

軽井沢プリンスホテルスキー場で開催された岡部哲也スラロームCUPに出場してきました

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天候は朝のうちは曇りで風が冷たかったんですが、お昼前くらいからは薄曇り~晴れといった感じ

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世界の岡部哲也さん!

大会運営に、前走2本・大会中の放送で滑りの解説にと大車輪で動かれていました

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朝のうちは雲に覆われていた浅間山も競技開始の頃にはきれいに見えていました

一本目のセットは、インターバルは少し広め

ロイヤルストレートフラッシュ1か所のほか、ヘアピン・ストレートフラッシュが数か所
全体の1/4位がストレート系のターンというセットw

まあ、この大会はこういうパターンが多いんですが…

雪面状況は、ザラメが締まった状態で硬いことは確かですが、エッジは普通に噛むような感じでした

さて、結果ですが…

一本目は出走者60名ほどの中で29位
なんとかフリップ30には入りましたが…

トップ2人が飛びぬけて速かったこともあり、ラップからは8秒59遅れ…(^_^;)
(ラップは33秒台)

ただ、去年はフリップにも入れなかったことを考えれば、まあ少しは上向いているのかなと

一本目、レース仲間がビデオを撮ってくれたのを見たんですが、それなりに練習してきたイメージに近い運動はできているんですが…

なんか、まったり下りてきているなぁ…w

エッジングが甘く、板に対する圧の強弱もないのでただ下りてきている感じでした

一本目終了後、セット換えが入り一時間ほどのインターバル

気温も上がり硫安が入りました

で二本目

セットは、一本目よりは狭目

相変わらずストレート系のセットが多いんですが、スルー2か所が入っているので、よりリズム変化への対応を求められるセット

一本目の反省を活かし、強いエッジング(エッジング角+自分で圧をかけにいく意識)で滑ってみました

感覚としては悪くなかったんですが、結果としてはまくってまくられて、上位勢で転倒があったりということで27位で終了

ただ、ラップとのタイム差は10秒近くついてしまいましたw

まあ、この大会は年にもよりますが、トップの方は草レースの中では相当速い選手が出てくるのと、全体的にもそれなりに滑れる選手が大半というレースでもあるんですが…

まあ、まだまだですね

ただ、ビデオを撮ってもらったのを自分で見たり、レース後にレース仲間とも話をしている中でいくつか直すべきポイントが見えてきました

・内倒気味で外足に対して圧が弱い
・そのポジションの中で圧を加えている(エッジの捉えが甘いのに圧を強める)⇒ずれる
・SLの場合は、もっとラインを上げてターン前半に運動するスペースを作らないといけない
・ストレート系のセット出口で減速している

あたりかな…

二本目は2番目の問題が如実に出たように思います

実は滑っている感覚は悪くなかったんですが、タイム的には1本目よりも遅いんですよね

踏めるポジションにない(内倒している)のに踏みにいった結果としてずれが多くなったということかな、と

ストレート出口での減速(これは滑っていて自覚がありました)もそのあたりが影響しているかな…

ただ、ターン前半の切り換えの感じは悪くなかったので、ターンマックスに向けて上体を立てたまま、より腰を内側に入れる

そのために、肩・骨盤を雪面と平行にキープしながら股関節を旋回させて腰を内側に入れていける運動を意識していこうかと思います

あとはラインですねぇ…

たぶん、今滑っている感覚より1mは上に上げていく感じかな…

2本目の細目のセットでタイム差がより広がったことを考えればエッジングと切り換えの運動もより時間的にコンパクトにしていく必要があると思いました

そんなことで、結果としてはよくは無かったんですが、それなりに改善すべきポイントが、自ら納得できる形でわかってきたので、その意味では良いレースでした

あとは、ここ2~3年はSLのレースでは、スタート後は自分の滑りをするというよりは、次々に来るポールに対処するので精一杯⇒ただ完走しただけ、という感覚があったんですが、今回は自分なりに考えて、やろうと思うことをやれたという意味では、技術的にもそれなりに改善はされてきているのかな、と思います

(まあ、二本目はそれが裏目に出たわけですがw)

ともあれ、SLのレースはまだ数戦ありますので、その中で少しでも上を目指して取り組んでいこうと思います

2012-13シーズン滑走日数 50日目