山本先生
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さあ今日から10月ー今から3か月はあっという間

受験生にとってはいよいよ受験が見えてくる10月

模試ももう記述模試が1回,共通テスト模試もあと1回となり,

結果を出さなければいけない10月です.

この時期になると受験生は2つの悪い勉強が現れます.

1つ目はあと3か月という事実に焦り,

急いでやらなければと勉強が雑になって

やってはいるのにどんどん成績が下がっていくことで

2つ目は主に予備校生によく現れるのですが,

予備校の授業をどんどんカットしたり,

このままではいけないと予備校にいかないで自宅で勉強を始めることです.

高3生はまだ受験を経験していないので,

ほんとうに焦り始めるのは冬休みに入ってからのことが多いのですが,

それでも学校の授業についていけなくなって,

このままではまずいぞと参考書や問題集を変えて勉強し始める人が多いかな.

予備校生はこの時期どんどん周りの生徒が予備校に来なくなり,

自分ももっと効率よく勉強をしないといけないと思い,

わかりにくい授業や人気のない先生の授業に出なくなるものです.

 

皆さんの気持ちはとてもよくわかるのですが,

自分でこうしようと判断する前に

自分が信頼できる先生にまず相談しましょう.

高3生であれば,自分を教えてくれている数学の先生に相談するのが一番です.

その先生が嫌いなら別ですが,

皆さんを教えている高校の先生は

定期テストや模試の結果をちゃんと見てくれていて,

皆さんの実力も必ず把握してくれています.

だから今何をすればいいかのアドバイスが一番的確なのです.

予備校に通っている人なら,

チューターや担任でなく,

教わっている先生に相談するのがベストです.

 

山本の塾にはこの時期,

あと3か月の勉強の仕方を相談に来る人がかなりいます.

相談に来て山本の塾に入る人もいますし,

相談だけの人ももちろんいます.

山本の塾の場合,

教えるのが山本一人で生徒数も少ないため,

山本は生徒全員の実力を多分学校の先生よりもはるかに正確につかんでいます.

だから10月はこれだけ,11月はここまで,12月までにここまで終わらせよう,と

皆さんの勉強を山本が引っ張っていくことができます.

特に浪人生の場合は,この時期とても気持ちが弱くなります.

頑張っても結果が出ないとか,やる気がなくなってきたとか,

志望校を下げて勉強のレベルを下げようとか,

どんどん弱気になるようです.

今山本の塾に来ている3人の河合塾生も同じです.

なので山本はこの3人に対して

「一番大切なのは来年合格するために自分がどれだけ努力しているかだ.

 模試の結果で合格が決まるのではないよ.

 自分の成績が伸びないのは,自分より努力している人がいるからだ.

 志望校は共通テストが終わってから考えればいい.

 本番の試験の時に悔いないのは,自分がほかの誰よりも努力したときだ.

 今日から河合塾の生徒の中で自分が一番勉強したと誇れるように勉強してごらん.

 それが君の自信になるんだよ」

という話をしています.

 

それでも自分が一番努力をしたといえるように勉強するのはせいぜい三日です.

人は弱いので努力しようという気持ちが必ず薄れていくのです.

だから山本は彼らに,山本の塾に週三日くるように計画を立てさせます.

そうすれば三日坊主にさせずに,毎回山本がやる気を与えることができるからです.

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