夢であってほしい。


そう思った人が僕を含めて、いったいどれほどいたことだろうか。


あれから1ヶ月。


事態は良くなるどころか、


追い打ちをかける様に、余震、原発など、さらに酷くなっていく状況。


ご冥福をっと言えばいいのか、お見舞いを申し上げると言えばいいのか、正直な話、未だに何が適切な言葉なのだろうかっと思い悩んでしまいます。


僕の心の内にある感情を表現するにあたって、これらの言葉に置き換えた途端になんだか軽く聞こえてしまう感じがあって、それがとっても辛い。


そんな形式張った言葉で伝わるのだろうか?とか、他に適切な表現はないだろうか?っと。


それでも、時計の針が逆戻りをすることはなく、こうやって書いている今も時は流れていっている。



この一ヶ月は僕にとっても忘れる事ができない出来事の連続でした。


大震災、


突然のマルシアバージンレーシングからのリザーブドライバーのオファー、


オーストラリアGPでのドライバーたちのメッセージビデオの制作オーガナイズ、




同じ日本人であり、今国外にいる僕が、日本に向けてのメッセージを作って、それをF1ドライバーたち全員から日本語で、日本に向けて発信してもらう。


どんな言葉が良いのかとても悩みました。


撮影は金曜日の夕方行われる予定だったのですが、ずっと考えてはいたものの、当日になってもペンはなかなか進みませんでした。


しかし、なんとかまとめあげる事ができて、


当日、一人一人、撮影してもらい、そして、最後、編集にも立ち会いました。


今、Formula1.com のサイトで

Video - Formula One racing pays tribute to Japan
http://www.formula1.com/news/headlines/2011/4/11892.html


のビデオの中の一番最後にこれが見る事ができるので、良かったら一度ご覧になってください。


こういう事ができたのも、F1の関係者の皆さんが協力してくれたからこそ。


素直に嬉しかったですし、本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。


まだまだ困難な状況は続きますが、みんなで立ち上がって、前を向いて、力を合わせて、進んで行きましょう!




みんなで 力を あわせて

みんなで 勇気を もって

みんなで 希望を もって

みんなで 前を 向いて

みんなで 助け あって

一緒に 頑張ろう 東北

一緒に 頑張ろう 日本

みんなで 一緒に 頑張ろう