41 北穂高岳 | ファミリーで登る山日記 のち日々雑感

ファミリーで登る山日記 のち日々雑感

1995年に夫と2人で始めた山登り。
2年半の北海道在住をはさみ、2001年にはキリマンジャロに登りました。息子が生まれてからは、3人で八ヶ岳やアルプス、残雪期の山歩きなどを楽しみました。
息子が家を出た今は、日々のことをいろいろ書いています。

2012年8月、息子8歳

7月の南八ヶ岳縦走の後、いよいよこの年は穂高を目指しました。
涸沢にテントを張り、できれば北穂と奥穂の2座に登る計画です。

<1日目>

電車やバスを乗り継いで上高地入り。
上高地でお昼を食べ、13時に出発。
明神で少し休憩し、



15時10分に徳沢に着きました。
この日は徳沢でテント泊。




<2日目>

徳沢を6時30分に出発。
横尾には7時35分着。
荷物が重いので、ここで20分程休憩し、7時55分に再び歩き始めます。



9時、本谷橋を渡ります。



9時20分、いよいよ急登にかかりました。
この日は、涸沢にテントを張るだけなので、ゆっくり歩きます。

もうすぐです。
雪渓もありました。



涸沢には11時50分に到着。
時間が早かったためか、まだテントも少なく助かりました。



午後になると、青空から曇り空に。
翌日からの天気予報は、一時雨となっているのを気にしつつ眠りました。

<3日目>

4時半に起床。
雨は降っていませんが、ガスっています。
翌日、翌々日の予報も悪いので、停滞するとますます悪くなりそう。
登ることにしました。

5時50分に出発。
涸沢小屋の横を登っていきます。



お花畑を登っていると、テント場はどんどん下に。



岩も出てきました。



大きな岩がゴロゴロと積み重なっている上を歩きます。



7時、南稜取付に到着。



急な岩場を登っていきます。



ハシゴを登りきると南稜でした。
涸沢岳と奥穂高岳。



思わず見とれてしまいそうになりますが、どんどん登ります。



後ろから時々声をかけます。



きれいなお花畑が現れました。
緊張していた心が和みます。



またまた岩。
高度も上がっていますが、体調はいいようです。



かなり登ってきました。



8時30分に北穂分岐を過ぎ、



8時45分、北穂高岳(3106m)に登頂。





北穂高岳小屋で休みます。



テラスから眺める槍ヶ岳に魅せられる息子。
眼下には大キレットも。



ひとしきり眺めた後、空模様が心配なので下山することにしました。
9時35分、山頂を後にします。

南稜取付のハシゴを下ります。



この後、一時的に霧雨もありましたが、お花畑まで下りてきました。



12時15分、涸沢小屋に到着。
お約束のソフトクリームを3人で食べます。



その後、テントに向かいました。



計画では、翌日は休養日にしていましたが、
天気予報は翌日よりも翌々日の方が確実に悪いとのこと。

奥穂高岳を登るかどうか、結論が出ないまま眠りました。