2 高尾山 | ファミリーで登る山日記 のち日々雑感

ファミリーで登る山日記 のち日々雑感

1995年に夫と2人で始めた山登り。
2年半の北海道在住をはさみ、2001年にはキリマンジャロに登りました。息子が生まれてからは、3人で八ヶ岳やアルプス、残雪期の山歩きなどを楽しみました。
息子が家を出た今は、日々のことをいろいろ書いています。

2008年6月、息子4歳の初夏。

前年夏の志賀高原がよかったので、
この年も、夏休みには志賀高原に行くことを決めていました。

滞在中に最低1回は山登り。
いくつかある山の中で、どの山に登るか、
息子がどの位歩けるかを見極めるためにも、
高尾山に登ってみることにしました。

高尾山は、私が小学生の時に、遠足で登った山です。
加えて、私たち夫婦が2番目に登った山でもあります。
子連れのファミリー登山でも2番目ということになります。

13年ぶりに降り立った登山口は、大賑わい。
電車内でも感じていましたが、あまりの人の多さにびっくりしました。

10時35分、出発。
かなりの人数でしたが、ケーブルカーの山麓駅に近付くと、
大きく二手に分かれました。

「あっちは何?」
「ケーブルカーの駅よ」

息子には、ケーブルカーには乗らずに歩くと言っておきましたが、
これだけの人が乗るのを見たら、乗りたいって言い出すかも。

「乗りたい?」
「ううん、歩く」

迷わず、歩きます。



ケーブルカーの山頂駅を過ぎた辺りから、少し足が鈍りましたが、
想像していた以上のペースで歩き続け、12時半に登頂。



山頂は、お昼を食べる人でいっぱいです。
私たちもその中に加わり、持ってきたお弁当を広げ、食べました。

下山時、前回同様歩き出しに少々渋りましたが、
歩き出すと文句も言わず、ケーブルカーにも乗らずに、
下まで歩き通しました。

この日の息子の歩くペースと様子を見て、
夏休みはそれなりの登山を計画してもいいと判断。

志賀高原の山選びと行動予定を考え始めました。