妖怪ウォッチ3発売前に、新しいSランク妖怪たちが発表されたんだけど、まぁ、正直なところ、あんまりピンとこなかった。
USAが舞台ということで、アメリカンっぽいのが多かったが、自分は、古くはゲゲゲの鬼太郎からの妖怪ファンなので、「いや、これ妖怪ジャナイデショ」というのが第一印象だった。
どうせ洋物を狙うなら、ドラキュラとかフランケンとか狼男とか、そういうゴシックホラー的なものがあるのに、なぜ、そっち路線を狙うのか、全然理解できなかった。
が、しかし。
そこは素人の浅はかさであったと認めざるを得ない。
いざ妖怪ウォッチ3を始めていくと、メリケンヒーロー達は、その世界観にぴったりマッチしていた。
妖怪ウォッチの持つ、古いけど新しい、新しいけど古い、その雰囲気そのままに、メリケンヒーロー達は活躍していた。
10人のメリケンヒーローを、スシ・テンプラでそれぞれ5人ずつストーリーに絡ませたところも良かった。
一気に10人出てくると、さすがに食傷気味だが、ストーリーに絡むのはそのうちの5人なので、結構すんなり入ってきた。
まぁ、良く考えたら私は、スパイダーマンをはじめとしたアメコミヒーロー好きだったので、受け入れられるのも当然なのだが。
今回、登場するSランクの中で、(T・P&S・Sのメンバーではないが)設定的に気に入っているのがDr.カゲムラ。
幼いころに医者であった父と別れ、母とともにUSAに渡った彼の使う必殺技は、
「劇毒ヤブレカブレ」
血は争えないということなのか、これが親子の絆なのか。
ちなみに二人の出会いは気まぐれゲートで実現する。