先週の5/19、京都・弘道館にて、観世流能楽師 林宗一郎くんにお声かけ頂き、異流ワークショップをしてきました。


ご参加下さいました皆様、ありがとうございました!!



宗一郎くんは、イケメン能楽師です。
その上、性格もナイスガイだし、勿論、芸も出来る人。
そして、なんといっても、京都観世流の名門・林喜右衛門家14代目を継ぐお方です。

私は気軽に「宗一郎くん」なんて呼ばせて頂いてますが、多くの門弟を抱えておられる、観世流名門の御曹司です。


弘道館の、これぞ「THE 京都!!」という風情ある建物の中で、お客様に身近に能や流儀のことを知って頂く機会というのは、とても素晴らしいことと感じました。

そんな場にお呼び頂き、光栄でした。
ありがとうございました!!



講座は、大盛り上がり!
以前も感じたことなのですが、京都のお客様は、目が肥えているというか、通です。

ちょっと話がマニアックかなぁ、、と一瞬思った話題でも、しっかり、ウケて下さる。

ウケるポイントが、深いところにある。そう思いました。


そして、林宗一郎くんとのトーク、そして、型の違いや謡の違いも、かなり細かく検証してみました。

いや~、面白かった!

ご臨席のお客様にも楽しんで頂けたようで、良かったです!

そして、宗一郎くんのような方が、金春流に興味を持って下さって、とても嬉しかったです。
( ´∀`)

なので、極力、私がどう思っているか、というよりも、私が歴代金春宗家や師匠からどう教わってきたか、どう言われてきたか、その背中から何を感じてきたか、というお話をしたつもりです。


宗一郎くんは、お家の方です。
ご自身が小さい頃からやってきたこととは、何なのか?自分とは、何なのか?
そういう『自分探し』をされているように、生意気ですが、私には見えました。
なので、正反対にある私のような存在が、ちょっとでもその検証にお役に立てば嬉しいです。


私も、観世流や、京都のお家のことなど、とても刺激と勉強になりました!!


愉しいひとときでした。
宗一郎くん、ありがとうございました!



林宗一郎くんが、ご自身のブログで、書いて下さいました!