瓦 現在の形は1600年代後半から | 三州瓦メーカー山平の瓦ブログ

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瓦の製造メーカー (株)山平 社長のブログです。
瓦に関することから会社紹介、地元の紹介など
いろんな情報を発信します。
瓦業界とエンドユーザーの方との距離を近づける
ための一つの手段としてブログを始めます。

昨日、取引先の施工店さんから夕方電話とFAXをいただきました。

新聞にこんな記事が載ってて、英嗣君こういうの集めたりしてる
って聞いてたから送ったよぉ~

凄く嬉しかったです!!!

地元の新聞だったら目にする機会はありますが、
関東の新聞だったり他社の新聞は読まないですもんね。

やっぱり常に情報発信や自分の想いを伝えることって
大事なんだなと思いました。
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FAXで読めない部分もあるので、掲載します。
読売新聞10月1日号夕刊


『瓦 現在の形は1600年代後半から』

 日本書紀には、588年百済から「瓦博士」が来日したとあります。
日本最古の瓦はこの頃に作られたとされ、奈良市・元興寺の屋根に
残っています。

 寺で使われていた瓦は、徐々に宮殿や城などに広まります。
瓦は高価なうえ、その重みに耐えられる丈夫な柱が不可欠なため、
瓦屋根の建物には権力を誇示する意味もありました。

 波打ったような形の、現在の「桟瓦(さんかわら)」は
江戸時代前期の1600年代後半に誕生しました。
それまでは、板状の瓦の上に半円状の瓦を重ねていましたが、
1枚に集約されたことで、民家も瓦の重さに耐えられるようになりました。
幕府が火災対策で奨励したため、江戸など都市部の民家に普及し、
量産化と共に各地に広がりました。

 現在はマンションなどが増え、瓦の出荷枚数は減っています。
読売新聞の会員制サイト「ヨリモ」の会員アンケートでは、
瓦屋根の家に住んでいる人は32%でした。(重松浩一郎記者)



っという内容でした。
こうやって新聞に掲載していただいたってことがまずは嬉しいです。

瓦には素材としての歴史があるということ。
588年から今も変わらず、屋根の上に現役で載っている。
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これが元興寺です。

素材として、これほど長期間に渡って使用されているものって
他にないですよね?(知らないだけかも・・・)

やっぱり使われるのには訳があるんです!

瓦ってスゴイ!

そして瓦屋根の家に住んでいる人の%ですが・・・
32%って少ないなぁ・・・って感じがちですが、
僕は別の感じ方をしました。

読売新聞の総販売部数9,875,949
東京本社版 6,489,023
(北海道、北陸、中部版の部数を含む)
となっており、関東で圧倒的な600万部ほどなんですよね。

ここからは推測です。
都内や近郊はマンションが多い地域になります。
そして、会員制サイトってことは、ネットで新聞読んだりする方々
ってことは、出勤途中に読んだりする方かなぁ?

っとなるとマンションに住んでる方の比率が多いんでしょうね。

だから数字的に32%という東京近郊メインの数字だと思われます。

これが中部地区だったらもっと比率は高いんだと思うんですけどね。

だってマンションだったら、1棟に50件とか入ってますよね?
戸建ては1棟に1件ですから、確率的に大きく差が出ますよね?

そんなことを感じました。

数字は数字であって、内訳や内容をちゃんと吟味しないと
数字に踊らされちゃいますもんね・・・

何はともあれ、新聞に瓦の記事が載ったということが嬉しいです!

こんな情報あったよ!とか
こんなとこに載ってたよ!とか
ありましたら、ぜひ教えて下さいねぇ~

多くの方に伝えていきたいです!


BY 瓦伝道師としてたくさんの方に価値を伝えたい社長

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