『ヒトラーの秘密図書館』

ティモシー・ラインバック  文藝春秋  2010/1/7

 

 

<ユダヤ人絶滅計画の原点>

・アメリカを移民制限に導いたその書は、彼の『聖書』となり、ナチスが政権をとると、ユダヤ人の根絶計画の礎となった。

 

・アメリカ合衆国は人種的にヨーロッパ人の植民地と見なされるべきなのだが、現在、人種のこの身体的基礎は無視され、「植民者を先祖に持つアメリカ人の人種的起源は混血である」という言説がしばしば、聞かれる。これは真実ではない。独立戦争時、13州在住の植民者たちは純粋な北欧人種であったばかりか、純粋なゲルマン民族であり、すなわち、大部分はその用語の最も限定的な意味においてアングロサクソンだったのである。(『偉大な人種の消滅』.1916年、マディソン・グラント著)。

 

<中国文明も金髪・碧眼がつくったのだ>

・ヒトラーの現存する蔵書の中で、1925年に出版されたマディソン・グラント著『偉大な人種の消滅―ヨーロッパ史の人種的基礎』のドイツ語版ほど、ヒトラーの思想、ひいては最終的には彼の行動に明確な、ないし測定可能な影響を与えた本は少ない。黄色のクロス張りの表紙に茶色の文字で書かれたこの大型美装本は、200ページ足らずと比較的ページ数は少ない。

 

・この本のかなりの部分、それどころか優に4分の3は、「ヨーロッパ史の人種的基礎」の探究に、特に、北欧人種が世界史の潮流の形成に果たした顕著な役割の探究に捧げられている。スカンジナヴィアを発祥とする金髪・碧眼・長身の純粋北欧人種(ノルディック)は、次第にその居住範囲をヨーロッパ大陸全域さらにはその外へと広げ、彼らの移動につれてさまざまな文明に短期間の繁栄をもたらしたのち、やがて人種的により劣等な民族の大集団に吸収されていった。

 

<偉大な人種>

・たとえば、紀元前1800年から紀元前100年のあいだの「先ゲルマン北欧民族の拡大」という地図には、北欧の「スカンジナヴィア及びゲルマン」諸民族が指状突起を形成しながら「大陸北欧人種(ノルディック)」の地域に浸透していった様子が示されている。一方、「大陸北欧人種」のほうは、南進進・東進して「アルプス人種」及び「地中海人種」の領域に進出し、現在のスペイン、イタリア、ギリシャへと、さらには黒海、カスピ海、イラン方面にまで伸張していったことが矢印で示されている。

 

<衰退する金髪・碧眼族>

1618年から1648年にかけての30年戦争がドイツ語を話す北欧人種の血統を消滅させてしまったと述べている。「ドイツの人口の3分の2が失われた。ボヘミアのように、人口の4分の3が殺害されたり流出した国もある」。

 

・グラントは、「ヴェルテンベルクでは、50万の人口のうち終戦時には48000人しか残っていなかった。この損失は甚大だったとはいえ、その破壊は共同体に属するさまざまな民族や階級を等しく襲ったわけではなかった。最も深刻な打撃を受けたのは言うまでもなく長身・金髪の戦士たちであり、終戦時にはドイツ諸国家において北欧人種の血統が占める割合は著しく減少していた」と述べている。

 

<「世界主権者の白人に、有色人種が襲いかかる」>

<「この本は私の聖書です」>

・ホイットニーによれば、グラントは微笑むと、机上の書類ばさみに手を伸ばし、ヒトラーから自分宛に送られてきた手紙を見せた。そこには、『偉大な人種の消滅』を書いてくださったことに感謝します、と書いてあっただけでなく、この本は私の「聖書」です、というヒトラーの言葉が綴られていた。19331月にナチスが政権を掌握するや、グラントの著作はヒトラーの聖書からドイツの国策へと変化することになった。

 

<総統の座右の思想書>

・本の収集に関するエッセーの中でヴァルター・ベンヤミンは、愛書家のほとんどはそのコレクションのせいぜい10パーセントの本しか読んでいないと述べ、その見積もりには確かな根拠があると言う。

 

<蔵書は16千冊>

・ヒトラーの蔵書数も、これと似たような曲線を描いて増加していった。ティールシュ通りの質素なアパートに住んでいたおよそ10年間に、彼の蔵書は次第に増えていった。まず最初の本箱が一杯になり、もう一つも一杯になった。

 

・「ユナイテッド・プレス・インターナショナル(UPI)」のベルリン特派員フレデリック・オクスナーは、蔵書を16300冊と計算している。最近では、フィリップ・ガサートとダニエル・マターンという二人の研究者が現存するヒトラーの蔵書とさまざまな資料(首相官邸図書館の購入リストなど)を研究した結果、オクスナーの見積もりとほぼ同じ結論に達している。

 

<舞い込む山のような献本>

・ヒトラーの個人的蔵書は、ベルリンの官邸とベルヒテスガーデン

の山荘に分散して保管されている。その数はざっと16300

一般的に次の三つのグループに分類されるだろう。

第一に、軍事関連の書籍が7000冊ほどある。

第二のグループは、建築、演劇、絵画、彫刻など芸術に関する本で、これは1500冊ほどである。芸術は、軍事に次いでヒトラーの関心のおもな対象である。

第三のグループには、占星術や心霊現象に関する本が含まれる。このジャンルの本は世界中の中から集められ、必要な部分が翻訳されている。

 

・単純な大衆小説が8001000冊ある。

 

 

 

FBI超能力捜査官マクモニーグル』2007/2
「遠隔透視」部隊の現実  (並木伸一郎・宇佐和通) (学研)

 

<幽霊のハンス>
・幽霊もよく見る。亡くなった妻の母も会いにきた。陸軍時代、ドイツでも幽霊を見た。長旅を終えて新しい宿舎に着いた夜のことだ。洗濯をしようと地下に行ったが、どの部屋が洗濯室なのか分からずうろうろしていると、年老いたドイツの男性と出くわした。ドイツ人だと分かったのは、民族衣装を着ていたからだ。

・彼に『洗濯室はどこです』かと尋ねると『ああ、こっちだよ。ついて来なさい』といわれ、『ここだよ』と、部屋まで案内してもらった。私は、礼を言って洗濯を始めたが、目をあげると、彼の姿はもうなかった。

・私は、ドアと彼の間に立っていたから、彼が出て行くのに気付かないはずはない。不思議に思って、あちこち探したが見当たらなかった。
 
・同僚たちの部屋に向かう途中で、ふと当り前のことを思い出した。そこは情報関係の建物で、ドイツ人が出入りできるわけがないのだ。部屋に入って、『あのドイツ人は誰だ?』と聞くと『ああ、それは幽霊のハンスだよ』と、あっさりいわれた。部隊では有名な幽霊だったようだ。悪さをしないが、頻繁に姿を見せるという。

・現れたり消えたりしながら、アメリカ兵とのコミュニケーションを楽しむらしいのだ。その建物に取り付いているのだろう。ドアを開け閉めすることや、あるいは皆がいる部屋に入ってきたり、ポーカーをしているテーブルの脇でじっとしていることもあった。兵士の一人が怒って灰皿を投げつけたら、灰皿はハンスの体を通り抜けて壁に当たった。

 

 

 

 

『宇宙と人間の謎』

(深野一幸) (成星出版) 1998/2

 

 


5次元以上にも生命体は存在する>
5次元以上にも生命体は存在する。以下はマゴッチの伝える情報である。

 

5次元の生命体)
●4
次元の宇宙人(人間)が進化して、肉体に宿ることを卒業した霊的生命体、自分の意志で肉体を持った人間になることもできる。
宇宙の階級では、第5階級で、密度でいえば第5密度の生命体。
コズミック・トラベラー(宇宙の旅人)とも呼ばれ、6次元のガーディアン評議会の命令で、遅れた星の宇宙進化の促進などを行う。

6次元の生命体)
●5
次元の生命体が進化した霊的生命体。ガーディアン(守護神)とも呼ばれる。昔、肉体を持った人間であったが、霊的に進化して霊的な存在となった生命体で、人間世界を指導している。
●50
人のガーディアンでガーディアン評議会を構成されている。
宇宙の階級からいえば、第6階級で、密度でいえば、第6密度である。

7次元の生命体 )
●6
次元の生命体が進化した高級な霊的生命体。
アセンディド・マスター(高級教師)とも呼ばれ、7人存在する。
宇宙の階級からいえば、7等級という。密度で言えば、第7密度である。


創造主(偉大な潜在界))
究極の次元には、金白色のとてつもなく大きな光で、全てを包含する存在がある。
これは、宇宙を創造し、宇宙全体を統御しており、神、宇宙意識などとも呼ばれる。

 


『地球を支配するブルーブラッド 爬虫類人DNAの系譜』
スチュアート・A・スワードロー   徳間書店  2010/6/18



<エイリアン集団紳士録>

<アルデバラン   ゲルマン人とバイキングを創作・管理>
・典型的なアーリアン型で金髪で青い目を持つ。薄い茶色か中ぐらいの茶色の髪で、目がヘーゼル(はしばみ)色の人もいる。この集団は、ゲルマンの諸民族とスカンジナビア人、特にバイキングの創作と管理を担当した。強い関心を持って、こと座文明の再創造を支援している。よくノルディック人と混同されることがあるが、ノルディック人は、もっと背が高く傲慢である。

<アルクトゥルス  ローマ帝国建設を手伝った精神性の高い種>
・非常に精神性の高い種である。原始的な形態の宇宙旅行技術(地球より発達しているが、シリウス人ほどハイテクではない)を保有している。白いローブを着た聖職者層が支配している。

<りゅう座人(ドラコ) このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティ>
・地球の月は、永劫の昔、レムリア大陸への入植の時代に、軌道上に設置されたりゅう座人の宇宙船である。分断して征服することを画策する彼らは、リゲルとともに海を沸騰させたり、大地を焼き焦がしたりしたように、暴虐さで有名である。

 

・りゅう座人は、地球に巨大な地下基地、金星にコロニーを持っている。地球には二番目の月が配置されている。1997年にヘール・ボップ彗星に隠れて到達した。そこにいるのは、純血爬虫類人である。交配人種であるイルミナティは地球の支配を行っている。

<プレアデス   こと座からの避難民、長身金髪のノルディック>
・ノルディック、背の高い金髪とも言われる。元々は、こと座(リ-ラ)文明からの避難民であるが、7つの恒星と15の入植済みの惑星からなるプレアデス星系の存在である。

1959年に米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、技術格差を埋めるためにプレアデス人が招聘された。だが、過去、彼らは、ヒトラーの人類浄化政策を画策し、仏教を堕落させた。チベットに広大な地下基地を持っている。

・プレアデス人は、ローブを着た白い姿で現れる非物質的存在が率いる最高評議会の指揮下にある。プレアデス人の一集団(アトランと言われる)が、アトランティスに入植した。小柄で青い肌をした集団がプレアデス人と一緒に行動している。