こんにちは、やまだぎです。
学校も新学年となりどんな生徒も学習に対して前向きな時期であって欲しいものです。
中学受験勉強に限らず、小学生の学習内容は4年生までと5年生からとでは難しさにおいては大きな段差があります。
生徒個人の成長にかかわらず一様な学習内容ですから、学力差が出て当然なのです。
しかし、どんな場合でも自立性を持って物事に臨む子は、学習面でも強いです。
周りの大人が気をつけなければならないことは、学習面を中心にして、あるいは学習面だけでその子を見てしまうと、その子の真の姿を間違いやすいということです。
一例でお話すれば、
小学校の4年生までの学習内容は簡単なのです。
賢い子は特に努力もせず、いい点をとります。
周りの大人は安心してしまい、肝心の躾は全くおろそかになり、わがままな子になっていることは案外多いのです。
特に、一人っ子やおじいちゃんおばあちゃん子はその傾向が強いものです。
また、母親の言うことを素直に聞くタイプの子では、勉強が受け身で褒められることが中心の○×思考、○が欲しいだけの勉強になっていることが多く、考える努力が育っていません。
結果として、4年生までは学業成績がいいのに5年生からは伸び悩む子は多いと言わざるを得ません。
ここでしっかりした自立学習をめざすことが、将来にわたってとても大切です。
小さな頃から自立性を意識した育て方をして来たご家庭の子は、勉学はもちろんいろんなことに責任を持って臨んで行きます。
学習面だけをつついても、継続的な学力上昇にはなりにくいものです。
生活全般に自立性を持たせて、日々に向かって行くことが肝要です。
小学生のうちはまだ間に合います。
本人も周りの大人も意識を持って頑張りたいものです。