初夏の大雪山(銀泉台~赤岳~白雲岳)風景編 | 北海道の自然de遊ぼう♪

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(登山・サイクリング・カメラ・散歩・野鳥観察)について
活動又は進展があったときの活動記録です。
最終目標は北海道百名山制覇!

夕張岳でヘロヘロの二日後、ブログ仲間のRIKOさん、Rikaさんと徳舜瞥山に登る予定でしたが室蘭方面の天気予報があまり良くないので前日に急遽場所変更することになり、決まったのが晴れ予報の大雪山!


黒岳、旭岳が候補でしたが、個人的にロープウェイ代をケチって銀泉台から赤岳に登ることにしましたが、その代償として新車がものの見事に真っ白になってしまいました(T_T)


登山口の銀泉台は標高1517mで、北海道一高い登山口です。


なので最初の目的地、赤岳までの標高差は561mしかありません。


余裕のつもりで登り始め、最初の急登部を登りきるとイソツツジのお花畑越しに第一花園があるトラバース道が見えてきました。
 
トラバース部分に雪渓が残っています!


この雪渓が今回の最大の難所でした!


雪渓が中途半端に溶けて笹が出てきているので、笹を踏むとすごく滑るのです!


雪渓初挑戦のRikaさんにはとても怖い思いをさせてしまいました。


なんとか最初の難関を越えると登山道が次の雪渓からの雪解け水で川になっていました。


そんな泥道を進むと次の雪渓とエゾコザクラが出迎えてくれます♪
 
ここは第二花園と呼ばれるお花畑ですが、まだ雪の下のようです。


ゆるい傾斜の雪渓を越えると高山植物の女王コマクサの咲く駒草平に到着です。
 
 
コマクサはいつも終わりかけの状態しか見たことが無いのですが、今回は若々しくとても美人な女王様でした♪


ここにはコマクサの他にメアカンキンバイ、キバナシオガマ、イワヒゲ、イワウメ、ミネズオウ、イソツツジ、イワブクロ等が咲いていました。


花の撮影大会になり、なかなか前に進みませんが、この先はまた雪渓登りになります。
 
今日は山開きだったようで登山客も沢山登っています。


この雪渓のあと、さらにもう一つ雪渓を登り、赤岳の山頂に到着です!
 


山頂からは北海道ナンバー1・2・3がすべて見渡せます♪
 
左がナンバー3白雲岳(2229.5m)、右がナンバー2北鎮岳(2244m)、そして中央奥がナンバー1旭岳(2290.9m)


次はここから小泉岳を通って白雲岳に向かいます♪


小泉岳にはブログ仲間のみの吉さんが緑岳から来るはずでしたが、残念ながらタイミングが合わず、会えませんでした。


そのかわり、登山前の層雲峡セブンイレブンで2度目の偶然の再会(笑)
みの吉さんとはこれからも良く会いそうな予感がします♪


話がそれましたが、自分が過去に通った時は白雲岳までただの岩場のイメージしかなかったのですが、今回は見事なお花畑でした!
 
ホソバウルップソウ、エゾオヤマノエンドウ、チングルマ、チョウノスケソウ、ミヤマキンバイ、エゾタカネスミレ、エゾイワツメクサ、エゾミヤマツメクサ、キバナシオガマ等が競うように咲き乱れています♪♪♪


そして、小泉岳を越えると白雲岳の左奥に遥かトムラウシ山が姿を現します。
 


小泉岳と白雲岳の間のコルにある分岐点から少し歩いたところで、ランチタイムにしました。


この日は青空なのですが、予想より風が強く、上着を着てのランチタイムになりました。


予想外の寒さで大量に持ってきた水がただの荷物になり、重いので飲み物だけデポして白雲岳山頂にアタックします。
 


山頂直下はまだ雪渓があり、またまたちょっと危険なルートを慎重に登り、ついに山頂到着!

 
 
見事な縞模様!!!
 
白雲岳は三度目ですが、今までで一番見事な縞模様でした!!!


思わず自分も写ってみました(笑)
 


上りは雪渓の下から直登でしたが、下りは危険なため雪渓の上から回り込むことにしました。


そのおかげでなかなかレアな景色を見ることが出来ました!
 
白雲岳からみる黒岳です!


右奥にはニセイカウシュッペ山も見えます♪


下山は雪渓で滑落しないようにRIKOさんが先頭で足場を確保してくれたので安心して下りることが出来ました。


RIKOさんお疲れ様でした。


無事下山後、シカやエゾリスや飛び石(涙)に見送られ、銀泉台をあとにしました。


帰りは上川のラーメン屋でラーメンを食べて帰りました。


朝3時過ぎに家を出て、夜9時半に帰って来ました。


疲れた~~~~。


でも楽しかった~~~~♪



花編に続く・・・。