木下半太 悪夢のエレベーター | 山茶のブログ

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読書、事件なんぞを中心に…。

悪夢のエレベーター (幻冬舎文庫)/木下 半太
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内容

後頭部の強烈な痛みで目を覚ますと、緊急停止したエレベーターに、ヤクザ、オカマ、自殺願望の女と閉じ込められていた。浮気相手の部屋から出てきたばかりなのに大ピンチ!?しかも、三人には犯罪歴があることまで発覚。精神的に追い詰められた密室で、ついに事件が起こる。意外な黒幕は誰だ?笑いと恐怖に満ちた傑作コメディサスペンス。 (「BOOK」データベースより)

木下半太はお初です。

どんでん返しの連続というキャッチフレーズに興味を持ち

買って読みました。


第1章を読んで、

まあそれなりに面白いと感じるし、

サクサク読める。キャラも魅力的で、次が楽しみと感じましたアップ


で、第2章を読んで、

そう来たか!とワクワクしました。

そりゃそうだよね、普通のマンションのエレベーターで

そんな都合よくキャラがそろうわけないわな。

いいじゃん、いいじゃんアップ


で、第3章を読んで、

うーーん。ちょっとガッカリダウン

予想外の展開に、

主人公がなんとかしようと思うあまり負のスパイラルに陥る。

まあそれはわかるんだけど、

なんか無理やり面白くしている感が感じられます。

もっとシンプルにしてほしいなぁと感じますしょぼん


で、エピローグを読んで、

まあそういう終わり方になるわな。

という感じでした。


1,2まではよかったんですが、、

ちょっと最後がバタバタしすぎている気がしますシラー


木下半太は劇団主宰者だそうで、

脚本を書いたり、演出もしたりするようで、

それを聞いた少し納得しました。

2時間の演劇と捉えると、

おもしろくなりそうな話です。


というより既に映画化されて

秋にロードショーらしいです。

主役は文学座の内野聖陽だそうです。

ちょっと楽しみかなぁ。


僕にとってコメディサスペンスは

ちょっと物足りない感じです。


★★★(6点)


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