有川浩 植物図鑑 | 山茶のブログ

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読書、事件なんぞを中心に…。

植物図鑑/有川 浩
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内容

ある日、道ばたに落ちていた彼。「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか?咬みません。躾のできたよい子です」「―あらやだ。けっこういい男」楽しくて美味しい道草が、やがて二人の恋になる―。書き下ろし番外編に加え、イツキ特製“道草料理レシピ”も掲載。 (「BOOK」データベースより)


SFが苦手な僕は有川浩を敬遠していました。

しかし、StorySellerを読んで以来ファンになり、

SFは相変わらず手を出していないのですが、

この本は恋愛小説ラブラブなので、読んでみました。


いやぁサイコーです。

草食系男子クローバーとでもいうんでしょうか、イツキいい味出してます!

ちょースイート・ラブストーリーヒマワリ

読んでるほうが赤くなるぐらい甘いイツキとさやか。

30過ぎのオッサンとしては電車の中では読めず、

寝る前お月様に読みました。


突然の同棲生活で、ありえないだろそれと想いつつ、

二人の植物を交えての生活にほのぼのしつつ、

ラストの展開に泣いたり喜んだり・・・。

恋愛小説を満喫しました。チューリップ黄


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「 別れる男に、花の名を一つは教えておきなさい。

  花は毎年必ず咲きます。 」

文豪・川端康成

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この文句、なるほどねと思った。

この小説では男と女が逆転してますが、

花を通しての想い出というのは毎年思い出すんだろうな。

一言「女々しい」と言えばそれまでだけど、

こういう考えの女性は好きだなぁ。

今後も有川浩を応援していきたいと思います



★★★★(8点)