こんばんは、エルメスです。

 

いつもは前置きをいくらか書いてから本題に移るのですが、今回思ったことを後に書いていこうと思いました。

 

 

それでは本題

 

 

  カード解説

 

デッキ名 「アッシュ(17)」 |DECK LOG(デッキログ)

 

 

前回のレシピと大方は変わっていません。相手のデッキに合わせてメタカードを差し込んでいき、1000+1や+2を押し込んでいくメタビートダウンです。

 

しかし、前回大会が終わった直後に注目された「消えていくハイライト」や「ミッシェルシール」を使ったループデッキのリペアが開発され、それらのデッキに対して強く出れるように変えていきました。今回は前回から変更したカードに絞って解説していこうと思います。

 

 

レベル0

 

“気分一新がんばルビィ”黒澤 ルビィ

 

CX入れ替え兼前回の「“聖杯大戦”シロウ」の役割を持ったキャラ。存在自体は把握していましたが、黄色という理由だけで懸念していました。しかし、一度4色アッシュを作った際に採用してみた所、2枚のカードの役割を1枚で済ませられるのは流石に便利だったので今回も採用しました。

 

祭りの最中 神通改二

 

CX確定回収枠。本来なら採用を見送るところでありますが、今回に至ってはCX枠を4種類分採用しているので、欲しいタイミングで持ってこれる神通が適任だと思い採用しました。実際、ループデッキにおいては相手からのアタックは基本的にはないので、ターンを貰った時にこちらのカードで恵の連動を持ってくるようなルートを想定していました。実際、ミッシェルループとの練習の際はほとんど必須レベルで仕事をしてくれていたのでそのまま採用しました。

 

謎の威圧感 恵

 

対ループデッキ及び香澄神拳に対する回答札。アタック時4ルックして≪ゲーム≫回収+相手ターン終了時までイベント封じテキストを持ち合わせています。本来であればゲームスタンといったある程度ゲームのキャラでまとめておかないと回収出来るメリットがほとんどありませんが、このデッキではイベントメタの1点に絞って採用しました(一応、詩羽の増量等で補ってはいますが)。

 

香澄神拳に対しては他のカードでも対処は可能ですが、ミッシェルループに対してはこれを一度でも刺せないと負けに直結するので採用しました。展開ルートも想定しており、詳しいルートは後述。また、音楽スタンやラインハルトといった後半イベントを多用する相手に対しても1ターンけん制として使えるので、1枚積みとはいえども悪いことばかりではありませんでした。

 

兄妹の絆 リーファ

 

≪Anniversary≫特徴持ち。手札1枚をストックに送りつつ、「ドキドキ・テーマパーク 永吉 昴」互換。なんでこんなもん刷ったんだよしかもSAOで。

 

変な活用方法等は特にありません。ドキテマとして使って良し、後半足りないストックを手札から返還するのも良しと単純な使い方だけでも強かったです。

 

聖女 しまこ&朱音

 

≪Anniversary≫特徴持ち。ほぼノーコストクロック回収と控え回収持ち、更にはヒースクリフで引っ張ってこれるので採用。ダメージによって落ちた有効札やドキテマや集中に頼らずとも確実に回収出来る点で優秀です。

 

ただし、パワーは500と最低値であり、何かと被ってしまう≪オカルト≫特徴持ちでもあるので場に出すタイミングは気を付ける必要があります。

 

 

レベル1

 

時空管理局提督リンディ

 

登場時2コスト払うと起動メタ発動する自動効果持ち。役割としては。「眩い月の霜を纏って 天野愛莉」を使ったループデッキにおいて、「天音」の起動効果によって始動するため、既存の「佳奈多」に対するメタカードとして捉えていました。ループデッキに起動メタを打たれるとこちらも打つ手が無くなるため、対抗するためにこのカードを採用しました。

 

また、香澄神拳においても「そっち思考のひより」の≪女神≫特徴付与、「力の証明 ニーナ」の合体テキストに対するメタとしても機能するので一石二鳥でした。

 

この時、このカードが大戦犯だとは採用段階では気づかないものであった。

 

悪食 メイプル

 

≪ゲーム≫特徴持ち。前回の「“セイクリッド・ターンアンデッド”アクア」の代替枠。前回は「ココア」も採用していましたが、大会後に使わないことに気づいて抜いていましたが、ルビィと同様に1枚で2枚の役割を持てる+≪ゲーム≫特徴もあったので採用しました。

 

使った感想ですが、≪ゲーム≫特徴に囚われなければアクアの方がパワーがあって返ってきやすく、ストブテキストを活かせる場面が少なかったので、個人的にはイマイチでした。

 

希望と災厄の結界

 

全フォロ」互換のバウンスメタとイベントメタ。主要な使い道は後者。

 

相手がイベント使ってリーサル仕掛ける直前に、このイベント打って確実に1ターン貰うのが目的です。香澄神拳やループにももちろん刺さり打てるかどうかで勝敗にも関わってくるので採用しました。また、ラケージユンボロとは違い、アタックのしないループや確実に盤面を空けてユンボロを機能させない場面でも、イベントメタを機能させる役割を持っています。

 

ネオスタン対面ではほとんど使い物になりませんが、イベントを軸に戦うスタンデッキ相手には練習段階ではかなり刺さりが良かったです。

 

 

レベル3

 

ニューイヤー・ゴング 福田のり子

 

前回、喉から手が出るほど欲しかった「リラックスタイム マヤ」互換。相手ターン終了まで2000上昇に≪音楽≫特徴という縛りがありますが、「小梅」や「友希那」、「アッシュ」がいるので青キャラ縛りに比べれば軽いものです。

 

前回同様、役割対象は「力の証明 ニーナ」や「“可愛いともだち”市ヶ谷有咲」といった少ない特徴数で高いパワーラインを誇るキャラに対してバウンスを仕掛けます。それらに加え、「ネズミ」の力を得た「暦の恋人 戦場ヶ原ひたぎ」に対してもバウンスを仕掛けていきます。パワー56500は流石に倒せないですからね。

 

また、登場時3ルック固定出来るので、打点形成や集中使うかどうかの判断基準に大きく関わってくるので結構な頻度で活躍します。

 

CX

 

本気でゲーム作り

 

緑色指定の控えストブ。恵のCXコンボ。

 

CXコンボ以外でも打点欲しい+ストックも欲しい場面で結構使ってました。あればあるだけで便利。

 

 

 

  対面毎ピックアップ

 

 

前回のピックアップと対して変わってないので、今回追加で検討した対面だけ書いていこうと思います。

 

・香澄神拳

 

こちらのデッドラインは大体1-0。相手はそこに辿り着くためにハイライトを2回打って打点を伸ばして殴りにいくデッキです。こちらの出来る対抗手段はイベントメタ、起動メタと2種類ありますが、相手ももちろん警戒してきます。

 

なので手っ取り早い話、打点先行を意識して「ハイライトを2回打たせない」状況を作り出すのも一つの手です。こちらのレベルが0なら生存確率がグッと上がりますし、相手がお祈りで1ターン待ったところで、打点やメタを差し込むことで相手の算段を崩していくことが出来ます。こうなった場合、こちらが相手のCXで打点が抜けない限りは有利状況を継続させることが出来ます。

 

なので、こちらの対面ではイベントメタ、起動メタ、打点先行の3種の手段が大切になります。

 

恵、ユンボロ、結界、佳奈多、飛天(→佳奈多接続のため)、みくる

 

 

・ミッシェルループ、愛莉ループ

 

知人に一度渡したメモを一部書き換えて載せておきます。

 

・1ターン目に限りアタックして0-2(後攻なら0-3)が許容ライン。(相手の自傷札がちびアンティーカ回収恋鐘のみのため)

・2ターン目は、恵が手札にある場合はオカケン神通、対応がある場合はオカケン恵、どちらもない場合はドローゴーor追加お祈り1パン

・3ターン目、恵のCXコンボが取れるなら迷わず取る。前のターンに恵の連動使えた場合は、聖女オカケンドキテマを駆使して(小梅)ルビィ→恵連動まで。相手がヤケクソパンチしてレベルが上がったら、ユンボロ結界でイベントメタ。自傷行動が多い場合は+2で10点以上の打点作ってキルも狙えます。このターンで恵のCXコンボが取れない場合は大体こちらの負けになる。

・4ターン目、後は打点見て押し込む。愛莉ループには起動メタを適宜差し込みながら打点を入れにいく。

 

メモには恵のCXコンボに辿り着くためにオカケンが必須になっていますが、愛莉(Dside)や梅の4ルックでオカケンを控え室に引っ張ってきて、次のターンにドキテマリーファで回収等のルートが存在しています。普段のヴァイスでは相手からのダメージでデッキの公開領域が広がっていくものですが、ループデッキ相手はアタックしてこないのでこちらの公開領域が広がりません。しかし、裏を返せば相手が干渉してこないので、こちらが想定したルートをお祈りが前提ではありますが展開が出来るようになります。それらの考えを取り入れた上で、恵のCXコンボを取り入れようと考えに至りました。

 

(考え方としては遊戯王の展開ルートをイメージしています。が、自分はMDで幻影彼岸触ってただけなので、そこまで細かくルートを考えられてないのと、遊戯王のサーチカードの方が些か優秀だからどうしても見劣りしてしまう部分がありますね。)

 

必須:恵、CXコンボ、それらを回収するカード(オカケン、神通、小梅、ドキテマ、聖女、梅、愛莉、五月)

使える状況なら使う:ユンボロ、結界、リンディ、佳奈多、飛天

 

 

・8門(4枝4門)Dside(スーパーネオスタン)

 

レベル1のCXコンボが蘭堂でもありやでも、とりあえず初風が(一応)刺さるので最初は美柑にアクセス出来るように念頭を入れる。美柑を見てから、えるのストブに目的が移る可能性もあるので、全フォロ互換を立てることでも多少はケアになるので立てる。

 

レベル2では集中オペトル連打から疑似リフがお家芸(と勝手に思っている)なので、山札の速度を落とすために起動メタやイベントメタで対抗する。ただし、山札自体はある程度作られていてもおかしくないので、一度光景打って崩すのも良し。回復は千鳥ヒールがないので響を思い出に送っておくのもアリ。

 

レベル3はバウンス札入れて無い「はず」なのでシロエ立てて詰め手段を潰しておく。

 

必須:美柑、シロエ

使える状況なら使う:ユンボロ、響、光景、佳奈多、梅(思い出過剰貯め警戒)

 

リンディはコストが重過ぎる。結界は手札1枚に対するリターンが薄い。

 

 

・門(枝)置きブパスタ(スーパーネオスタン)

 

レベル0で置き神琳に対しては愛莉でクロック差し込み。両断は全フォロ互換が無いとどうやっても避けられないので諦めても良し。相手が枝軸なら全フォロで戻しても良い。

 

レベル1は、門軸なら島風付与のため全フォロ互換、枝軸なら美柑と立てるものを変えていく。

 

レベル2は、基本的に10000のかのんに触れる手段が早出しちはやか電源アッシュ、美羽くらいしかないので、諦めて光景探しに行くのもアリ。相手が早出し千砂都出した場合のみ、のり子でちょっかいかけていく。ストックを大量に貯めた場合は、光景から打点を押し込みにいくのもアリ。

 

レベル3にこちらが入ると基本的にヤケクソパンチでも負けかねないので、レベル2までに上記に加えてヒースクリフを思い出に送ってクロアンループ(しよ子)を封じる、イベントメタでソングフォーオールを絶対に打たせない、シロエ立ててギャラクシー すみれのバーンテキストを潰すといった負けに直結する要素を無くしていくのがマストです。

 

必須:ヒースクリフ、シロエ、ユンボロ、結界、光景

使える状況なら使う:愛莉、美羽、全フォロ互換、美柑(枝の場合)

 

 

 

  終わりに

 

今回のスタンの大会では1‐2という残念な結果で終わってしまいました。

 

ただ、その後ネオスタン対面が本当に勝てないのか気になって友人に頼み、3回戦で当たった扉門虹ヶ咲構築と何回か対戦しました。結果は1‐1で勝てないことはないけども、勝つのにかなり至難の業だという感想を抱きました。実際勝った試合も愛が3面並ばない状況で打点を押し込んで無理やりダメージレースを優位に立つといった試合でした。また、構築は違えど、オープン大会に参加した時も竿のシノン単に対して0帯のパワーで勝てずにリソースを維持されて負け、8門ごちうさに千夜で面取られた上に美柑出せずそのまま相手のペースでゲームをやられて負けといったネオスタン対面に対して思い当たる節があった状態でした。

 

その後、自分の周囲のプレイヤーに話を聞いていくと、「コンボではないスタンと普通のネオスタン、相対的カードパワーが高いのは普通のネオスタン」という意見がとても多かったです。タイトルで縛らず単体カードパワーだけで戦うスタンよりも、タイトルで縛ってある程度のカードパワーを一定に保っているネオスタンの方がゲームとしてやりやすい。実際に自分も好きな感じのスタン(音楽、青単)を組んでネオスタンと遊んだりするんですけど、普通にゲームをする分ではネオスタンの方が強かったりしますね。そういった意味合いではスタンはコンボでワンショットする方が各種防御札、メタカードの存在が薄いネオスタンに対してより簡単に勝てるんですよね。

 

自分のアッシュデッキは「コンボではないスタン」という分類であるため、ネオスタンである二乃単や虹ヶ咲に勝つのは難しい話でした。しかし、コンボや一定のループスタンに対する回答札は沢山用意して、練習段階では大方メタの差し込みが出来ていました。大会でも普通のネオスタンで参加してスタンに負かされる試合も見かけました。普通のネオスタン、ループorコンボスタン、それ以外でのスタンといった感じでメタゲームが成立していた以上、自分のデッキは不利のまま負かされてしまいました。先日上げられた公式のスタンダードのデッキレシピでも二乃単の方も虹ヶ咲の方も3位に入賞されていました。おめでとうございます。

 

これからスタンダードは去年に習うと1年は大会を開催しないと思われます。それまで自分はネオスタン環境で「どのタイトルのどういったギミックが強いのか」を遊びながら学んでいこうと思います。今までも「あのタイトルのあのデッキ、あのメタカード刺していったら嫌がりそう」とか想像しながら遊んでいたので、また変わらずその考え方をしながら過ごしていこうと思います。パズドラとかリコリスとかスタンにも使えそうなカードが見えていたりするので、相性の良さそうなカードも探していきます。

 

 

それでは、またー

 

 

PS

 

今年のしろくろはスタンとタイトルカップが別日だったのですが、もし来年やるとしたらどうなるか分かりません。

 

正直、電撃文庫もシャナも来るので、日程が悪ければもしかしたらそっちに行ってしまうかもしれません。是非ともスタンの開催の時には、タイトルカップも別日にしてください(泣)←遠征すればタイカプ出れるし来年は遠征に行こうかな。

 

欲を言うならば、ネオスタンと同時開催してくださいネオスタンとはやりたくn(殴

 

 

PS2

 

大会終わって一段落着いたのでアッシュを去年のような構築で組みなおした所、採用しているカードの調整を除いてストレスフリーに回せています。

 

環境的に恵、リンディは必要だったけど、普通に戦う分には過剰なメタ要素にも感じられましたね。

 

 

こんばんは〜、エルメスです。


去年開催されたスタン大会が今年も開催とのことで、喜んで参加していきました。


前回は3位だったので、今年こそ優勝を目指して練習してきての参加でした。



ここからレポ



1回戦:音楽パスタ軸@ユウジン 先攻 勝ち


自分のデッキ貸して参加した友人。レシピも動きも頭に入っているので、止めるべき所止めて勝ち。


2回戦:二乃単 後攻 負け


スーパーネオスの練習で参加とのこと。二乃にバウンスカードが無いのは知っているのでシロエにアクセスしようとしたら、2-2でクロックに刺さり、レベルアップと同時にリフに入ったのでそこからアクセス出来ず、3帯二乃3面並べられて負け。


3回戦:扉門虹 後攻 負け


こちらもネオスからそのまま来たとのことだったので、おそらくバウンス入ってないと読み、シロエ立てて彼方を止める。しかし、打点が抜けてしまい3-2、返しターンで面取ってシロエのソウル-2で対抗するも、ドラ4点と1点ピッタリ入れられて負け。結果論だが、シロエ付与しなかったら耐えてただけ無念。


3-1-2


12ヶ月程、スタンの練習をしていただけに悔しかったです。言い訳すると、起動メタリンディやイベントメタ恵といったコンボデッキメタに重きを置きすぎて、ネオス系のデッキにめっぽう弱かった。実際、負け2戦の内、必要ないタイミングでリンディや結界引いて困る場面があったので、デッキとしてのバランスが悪かったです。


デッキ解説記事を出すまでが論文発表会らしいので、自分への戒めの意味も込めて作っていこうと思います。一応、前回までの1年で得られた考え方もあるので、残すことに意味はありそうです。



それでは、また〜



PS


香澄神拳がかなりの人数いて、自分の知り合い10人程に聞いたら、当たらなかったのは自分だけらしいです。


練習で何度も相手したとはいえ、本番で練習の成果を見せたかったですね...

こんばんは、エルメスです。

 

公式のレシピがあまりに縦長でスクショで収まらなかったので、タブレットでやってみたところ、丁度2回できれいに入りました。

 

 

 

 

スクショ2回で丁度って何事やねん()

 

 

本題

 

前回の続きで回し方とか書いていきます。今回は採用カードだけではないので目次も添えておきます。

 

・目次

採用検討カード

回し方

各対面へのメタピックアップ

弱点

終わりに

 

 

 

  ・採用検討カード

 

今回は、不採用カードの紹介なのでデッキログのようなサイトでの確認がすぐに出来ないため、カード名から公式サイトに飛べるようにリンク付けをしました。簡単な解説なので詳しく知りたい方は公式サイトへ。

 

レベル0

 

“ブーシの正体”レイア

 

簡単にクロック回収出来るクロック相殺持ち。昔入れてたけど、枠の都合で不採用。あったら便利なんですけどね。

 

いのりを想う集

 

2枚目のオカ研。友希那が入ってから不採用に。1000パンプは普通に優秀。

 

“止まらぬ食欲”サシャ

 

0相殺。しかもストック3枚以下でトップ送り付き。相手の「“あなたを応援”星空 凛」や「共に歩む道程 渚」を機能させなくするのは優秀ですね。

 

明るく元気 リオ

 

0相殺。アタック時2枚落下してCXがあったら控え回収持ち。落下テキストは悪くなかったし、チカで呼び出す対象としては全然アリ。

 

0から生まれる恋のフラグ ひより

 

≪Anniversary≫特徴持ち。移動にツインドライブを自前で持っているので、先攻1ターン目のアタッカーにも困らないし後半にロキシーに頼らない点も評価出来ます。枠さえあればまた採用したい。

 

旬なリリィ”夢結

 

昴互換。手札1枚切るとツインドライブ付与。手札をストックに変換出来るのは偉いが、手札の少ないこのデッキではちょっと辛そう。

 

沈着冷静 ソウエイ

 

青シフト持ち昴互換。≪Anniversary≫特徴に縛られなければ採用。

 

 

レベル1

 

“煽っていくスタイル”アクア

 

パワーとしてもストックブーストテキストとしても悪くなかったです。ただ、ココアのようなストック付与テキストの方が場面を選ばずに済むので断念。

 

デートの帰り道 依愛

 

≪Anniversary≫特徴持ち。手札1枚切ると控え室から0を呼び出すことが出来ます。全フォロ互換や集中といったチカに頼らない足回り確保要因は偉かったです。枠の都合で断念したけど最後まで採用しようか悩みました。

 

 

レベル2

 

“一柳隊”夢結

 

早出しテキストは完全に腐ってしまいますが、着地時テキストで確実に相手のキャラを割りにいく姿勢はめっちゃ好き。

 

“突然の襲撃”ルーク

 

フォース持ちガッツンダー。フォース持ちとしては一番使い勝手が良かった。ただし、手札コストがめっちゃ重い。

 

情報連結解除

 

大会に出るまで、「面を取るの難しいし、みくるでいいじゃん」と思ってました。大会出てから評価が変わりました。イルル連パンに対して考えたいですね。

 

思い出3000拳

 

黄色以外なら全然採用圏内。これも情報連結解除と同じ理由。

 

レベル3

 

みんなで冒険 リズベット

 

早出しテキスト持ち≪武器≫特徴持ち千鳥ヒール持ちと欲張りセット。ただし、シロエがいないと9000とかなり低い。

 

“自由を掴むため”サシャ

 

早出しテキスト持ち≪武器≫特徴持ち。不確定ながらも相手の盤面を焼くテキストを持っているので悪くはなかった。ただシロエに依存するのは良くなかったし、着地だけで仕事が終わってしまうのが少々痛手。

 

楽園を目指す少女 天音

 

電源連動持ち3ルック。自身で有効札を探しに行きつつ、ワンチャンではありますが詰めにも変換出来る優秀なキャラ。

 

≪Anniversary≫特徴で固める際に抜けることになったが、電源連動の優秀さを再確認し、3ルックの重要さに気付かせてくれた思い入れのあるカード。

 
 
CX2枚残す逆圧縮持ち。しかも助太刀不可のため、椎名拳(疑似リフ拳)を無視出来るのは優秀。光景逆圧縮はネオスタンをやっている人なら一度はやってみたいと思ってたことが出来そうですが、枠が開けられなかったので断念。大会やった後だと相手のコンボを耐えれば使って捲れそうだけど、そもそも耐えるのも難しいし都合良くアクア持ち合わせるなら他のカウンター札握りたい気もします。
 
 
早出しテキスト持ちバウンスキャラ。山上3枚確定出来るのでかなり優秀なのですが、2つ目のイベント助太刀不可を潰してしまうこのデッキとは少々相性悪い。
 
 
早出しテキスト持ちで、相手のレベル1以上のキャラを選んだキャラのレベル以下のキャラと入れ替えるテキストを2回使えるこれらのカード。万が一、力の証明 ニーナや「“可愛いともだち”市ヶ谷有咲」を軸としたデッキと対面した際に、正直欲しかったです。(当たらなくて本当に良かったです)。これらのカードの問題点として、黄色が含まれているのが難点。(百鬼あやめは早出し条件に黄色が必須)無いものねだりをするのはいけませんが、このテキストで黄色を絡まない早出しキャラを早く収録して欲しい所です。
 
 

 

  ・回し方

 

 
レベル0、手札に来たレベル0のキャラでアタック。全フォロ互換があればそれを絡ませてパンチ数を稼いでいく。また初手でチカを引いた場合は切って電源を探しに行きレベル0からCXコンボを狙いに行く。
 
レベル1、チカの連動で全フォロ互換や集中で盤面を整える。また相手のデッキに合わせて必要なキャラやイベントを揃えていくレベル帯でもあります。
 
レベル2、早出しキャラを出して引き続きレベル1と同じような動きをする。ただし、電源の対象がレベル3まで狙えるので積極的にレベル3のキャラを並べていく。基本的な優先度としては、エクスタシー>シロエ>アッシュ>その他キャラ、といった感じです。前回にも書きましたが、エクスタシーモードを立てておくと相手が警戒してくれるので狙い得ですね。
 
レベル3、正直一番やれることが少なくて難しいです。盤面固めてアッシュのCXコンボで打点を通せればそれまでですが、レベル3に上がって更に1、2ターンかかるようなゲームであれば相手のデッキのゴールを考えた上で行動しないと即死します。考えのない集中やキャラ出しを控えた上で、打点の通し方や耐えられる山の作り方を意識します。
 

 

 

   ・各対面へのメタピックアップ

 

 

 ・1000/1主体のネオスタン軸→控え回収なら美柑、それ以外なら全フォロ互換

 
・電源主体のネオスタン軸→キャラ残すための全フォロ、相手の起動4ルックや集中をつぶすために電源佳奈多、未羽
 
上記二つの詰め手段がバーンであればシロエ。モカ系統なら加賀。
 
・プリシラロック→ちはや、アクア(プリシラの再利用を防ぐため)、飛天無双斬
 
・ラインハルト→ラインハルトへの直接的なメタがないのでダメージレース意識、響(対象:休憩、リスくませんぱい)、シロエ(ラインハルト、川中島の合戦)
 
・起動効果、イベントを沢山使うデッキ→電源佳奈多、ラケージユンボロ、荒垣
 

 ・イルル連パン→美柑

 

・レベル0ビート→ロキシー、ココア、アクア、飛天無双斬、光景、電源佳奈多(相手が起動山削りを採用している場合のみ)

 
・識バーン→電源佳奈多、ヒースクリフ、ラケージユンボロ、荒垣、響(回復遅延を許さないため)、飛天無双斬
 
・6ルックでコンボ決めるデッキ(識バーン、キュルケ)→牧瀬 紅莉栖
 
・相手も全フォロ互換を採用→アクア、愛莉
 
・大量にストックを積み上げて後半大きく動くデッキ→光景、光景にアクセスできるカード(梅、シロウ)
 
・思い出を大量に積むデッキ→梅、梅を回収する手段
 
これらを意識して行動します。レベル0、1でチカの連動を目指すのは前提ですが、もし狙えるならばココアを立ててストックを増やすのもアリです。こちらもストックの消費が激しいので少しでも増えるのはありがたい話です。
 
また上記にはありませんでしたが、牧瀬 紅莉栖や電源加賀で牽制を図って行くのも十分ありです。マニュアル通りにやってますというのは、アホの言うことだ(解説記事の意味)
 
ざっと挙げてきましたが、レシピや回し方の通り、相手の嫌がる行動を徹底して動き、打点を押しつけていくメタビートダウン(通称メタビ)といった所です。ピン投がめちゃくちゃ多いので最初に相手にデッキの意図が汲み取り辛いのもいいですね。我ながら好きです。
 
 

 

  ・弱点

 

 
1、手札、ストックの消費量が異常に多い。
 
このデッキ、何をやろうにも何かしらのコストがかかってきます。そのくせ、修羅場島風等の実質0コストの直接的な手札補充が採用されておらず、基本クロック2ドローかたまたま触れないパワーラインで返ってくること以外存在しません。
 
また、梅と愛莉のレベル1以上回収も、レベル0が多いこのデッキでは割と失敗します。1度の失敗が負けに直結することもあるので、適当にテキストを使わず山札にあるカードの割合を考えた上で使う必要もあります。
 
ストックもココア以外にストックを貯める方法が3パンと節約だけなので、集中を打たないターンや全フォロを出すだけ出して戻さないタイミングなども考えないとすぐに枯渇します。
 
2、起動メタに弱い
 
1に繋がりますが、手札の管理に集中を主に置いているため、先に起動メタを使われると質、量ともに超低下します。
 
そのため、起動メタが見えた場合は、愛莉や全フォロに重きを置いて立ち回る必要があります。
 
3、低特徴数、高パワーライン
 
先述したニーナや有咲が該当します。≪定理者≫や≪音楽≫といった限られた特徴でパワーパンプを図られると、アッシュのライン形成に大きく響きますし、アッシュ以外のレベル3も太刀打ち出来ないので並べられると厳しいです。
 
4、カードの管理
 
普通のデッキであれば重要なカードに目星を付けることが出来ますが、このデッキは39種もあるので、どのカードがどこにあるか目星を付け辛いです。
 
そのため、結構な割合で集中や五月が必要になったりしますので、カードの管理の難しさに直結していきます。
 
対面によって必要のないカードも存在するので、必要のないカードはあまり考えず必要なカードだけアクセスできるように準備をしておきましょう。
 
5、メタが刺さらないとただのビートダウン
 
メタビの運命と言いますか、メタが刺さって相手の動きが緩慢にならないと、こちらの動きもただただ単調になってしまいます。
 
実際にあった例ですが、フリーで置きブ宝の音楽軸と対面した時、「“青空Jumping Heart”高海 千歌」1面ラスパンで連動させる+ウミユリで整える→最後はモカキュルケで〆。(一応、全フォロ互換で返しているけど、ウミユリが厳しかった)
 
といった感じでメタの範囲外行動を続けられると、相手は何も気にせずコンセプト通り動き、こちらはただCX貼って戦うだけのなんの捻りもないデッキに成り下がるので、かなり厳しいです。
 
 

 

・終わりに

 

 
これにてアッシュデッキの解説は全て終わりました。もし書き忘れとかあったら追記するかと思います。
 
しろくろ終わってから書き始めてめちゃくちゃ時間がかかりました。その間にスタンのレシピの解説記事がいくつか出ていてこんな戦い方をするんだ、こんなコンボが決まるんだ、こんな楽しみ方もあるんだと毎度再発見することが出来ます。今回の記事は蓋を開ければ単なるメタビですが、ヴァイスシュヴァルツではあまり聞きなれないかと思います。もしこういう戦い方が好きな方は是非とも真似してもらえると幸いです。
 
あとスタンの大会とか増えてみんな触る機会があればもっといろんなデッキが出てくるかと思います。イルル連パンやフルパワーデアラは警戒していましたが、8電源の艦隊や進撃の巨人は盲点でした。こういうネオスタン軸でも十分スタンとしてはアリですからね。
 
次に大きな大会があるかは分かりませんが、スタンダードというフォーマットがある以上遊んでいこうと思います。
 
 
それでは、またー
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
PS
 
「記事ちゃんと前編後編読んだけど分からん」、「記事読んで動かし方は分かったけど本当に動くのかよ」
 
そう思われる方もいるかと思い、実際に自分がアッシュを使って対戦している動画を用意しました。指定した時間の所に合わせて貰えればすぐに対戦へ移れます。
 

 

 

1:17:11~1:56:20 門扉ホロライブ

 

 

 

5:28~40:00 8枝五等分(一花単)

 

 

 

57:46~1:40:10 枝門ホロライブ

 

対戦相手:札絵れあさん Twitter

 

・紹介

 

カードゲーマーバ美肉VTuberのお方。ヴァイスシュヴァルツのみならず、TCGとDCG、雀魂の合計20のゲームでのリスナーとの凸待ち配信をほぼ毎日行っている方。平日火~金曜日まではあらかじめ決められたゲームでしか対戦は出来ませんが、土日月曜日は「闇鍋」と呼ばれる14のTCGすべての対戦凸待ちを行う名物イベント。ただし抽選であるため倍率は高め。(月曜でも平均3倍?)その上、ゲームによっては9時間近く休憩なしで対戦を続けるとんでもないスタミナの持ち主でもあります。普段のお仕事もこなしつつ、ほぼ毎日配信されているので感服いたします。

 

・自分の参加した配信

 

配信では、札絵れあさんはネオスタンしか持っておらず、こちらがスタンダードを使うことを伝えた上で対戦して頂いています。

 

「いやいや、相手ネオスやん。対戦する意味あんの?」と思われるかもしれませんが、実際どの対戦でも学ぶことが多く、先2つの対戦からしろくろまでに、構築を見直すきっかけにもなっております。その関係で対戦の日時が古いとデッキの構築も変わっているので、「どのようなデッキ構築の経緯に至ったか」も動画と記事を照らし合わせるとより分かりやすくなっているかと思います。基本的にはこの記事で上げたような回し方をしているので「どこがどう良くて、どこが悪いのか」等見て頂けると幸いです。

 

 

配信アーカイブを貸して頂きありがとうございました。

この場を借りてお礼申し上げます。