宇宙戦争記第655号 | アナキンの宇宙戦争記

アナキンの宇宙戦争記

このブログは、わて、アナキンの、日々出会うことどもとの戦いを記した、戦史である。

日々出会うことといっても、人や本など、戦いなんてものではないのは否めない。しかし、アナキン本人にとっては、戦いに近いものを取り上げて、記していきますので、お楽しみに。

アナキンの宇宙戦争記第655号


「静物画の秘密展」

(画の上でクリックすると、拡大画像になります。)


昨日は、時間が取れたので、県美(兵庫県立美術館)へ、行ってきました。今、開催されているのは、ウィーン美術史美術館所蔵「静物画の秘密展」。初来日の、ベラスケス「薔薇色の衣装のマルガリータ王女」も、いいのですが、花をはじめとする、静物写真が多いアナキンには、きっと、宝の山だろうと、淡い期待を抱いて、出かけました。



アナキンの宇宙戦争記-県美1


安藤忠雄建築の、美術館。



アナキンの宇宙戦争記-県美2
王女の姿が。










アナキンの宇宙戦争記-県美3
プログラムオートで、まずまずの露光。

















アナキンの宇宙戦争記-県美4
お決まりの、ボックス。










アナキンの宇宙戦争記-県美5
ここまで引き伸ばすのも、どうか。










アナキンの宇宙戦争記-県美6
本物は、館内で。







一番印象的だったのが、光の使い方だった。静物画だけあって、まるで、フォトグラファーのスタジオで、フォトライトをあちこちに配して撮影したかのような、絵画が多く感じた。おもしろかったのは、ある絵画の静物の並びを、実物に置き換えて、ガラスケースに収めた展示だった。静物画の多くが、かなり低い視線で描かれていたことに、気づかされた。額縁を窓と考えると、それを見る人の視線を考えて、描いたのだろうか?


さすがに、趣味で画を撮るアナキンには、たくさんのフォトライトはないし、何種類もの静物を集めることもないが、見る側が期待することにそった画作りというのは、今まで頭の中にはなかったなぁと思う。


「静物画の秘密展」

兵庫県立美術館にて。会期は3月29日まで。







理力(フォース)を感じる。

プロ根性。