たとえばですが、資生堂の急落に対しロイターの解説は、市場コンセンサスの予想を下回ったことを理由にしていますが、そういうことではありません。

 

当塾では化粧品セクターの賞味期限が切れたと分析していました。上方修正を発表しても「織り込み済み」で売られると予想していたのです。

 

資生堂は長期上昇が昨年5月の動意から今年6月まで1年以上にわたり続きました。しかし化粧品セクターの調整は4928ノエビアや4927ポーラ・オルビスHDからすでに始まっていたのです。

 

8月8日13時半に決算発表。13時35分まで激しく上下動した結果、下押し、そして急落しています(黄色の○印部分の動き)。

資生堂は8月に入り2日、6日、7日と3回、「天気になる」と塾生にメッセージ送りました。

 

「長期上昇トレンドから下降トレンドへ今後転換を予想
インバウンド消費による好業績で長期上昇が化粧品メーカーは続いたけれども
好業績織り込み済みで上昇トレンドから下降へ変化が進むという見方
8030円 -4.34%
100株単位
UBSは本日付で中立からSELLに格付け変更」

(8月2日配信コメント)

 

上昇トレンドから下降トレンドへ転換の疑い
8073 -35
100株単位

(8月6日配信コメント)

 

上昇トレンドから下降トレンド転換
7986 -105

(8月7日配信コメント)

 

配信後、最安値は8月8日13時47分、7301円

最大、9.5%値幅が出ています。

 

もちろん、現在進行形なので、これからイメージ通り、下げ続けるかもしれませんし、そうならない可能性も、両方、ありますが、全般的傾向として、まだ調整は続くのかなと見ています。

 

これから狙い目はFです。