神主の独り言 Part2

神主の独り言 Part2

雅楽と白山をこよなく愛す神主のブログです。

あっという間に、1/12年が過ぎてしまいました。
1/1の被災地の皆様には、一日も早い復興をお祈り申し上げます。

さて、今年の2月3日は節分!
全国の寺社などでは、節分の豆まきが行われますが、当社も以前より節分祭を奉仕し、地元の還暦の方々に豆まきのご奉仕を行って頂いております。

今年の還暦団体は「永友会」

ムラタフォトスの村田和人会長率いる28名にご奉仕頂きました。

メンバーには、白山神社のお隣の医王寺の副住職居られ、毎年ですが神社の節分祭に先立って、医王寺での節分会もあり、初老の時にもアッという事をしてくれるこの会は、医王寺本堂の向拝の屋根上から豆まきをされたようです。

詳しくは↓

 

 

さて、白山神社の節分祭はそんなこともあって(副住職の着替え時間を考慮し)、例年より30分繰り下げて午後3時30分の開始予定でした。

 

まあ、そんなことより、今年の節分祭には、急遽のイレギュラーな協力を頂きました。

節分の1週間ほど前に、和太鼓奏者の成田千恵子さんからお電話を頂き・・・「先生のところで節分しますか?(アッ!成田さんには少しだけ龍笛をご指導させて頂いていますので、先生と呼ばれます・・・)」

私「はい!」

成田さん「太鼓打たせてもらってよいですか?」

私・・・「エッ!」

(成田さんと言えば、女性だけの和太鼓グループとして、国内外に名の知れた「焱太鼓」の元メンバーですので、一流中の一流です!!)

私「奉納演奏いただけるのですか?」

成田さん「はい!お邪魔でなければ・・・」

 

という事で、永友会長の村田さんにも話して、凄いことになりそうだと持ち掛けましたら、即座にこんな画像を仕上げてくれ、菊乃湯に貼り出しました!

とはいえ、1週間しかないので、遺漏なきよう段取りを進めねばと、試行錯誤し、あっという間の1週間が過ぎて2月3日当日を迎えました。

 

成田さんの和太鼓に、私の神楽(式神楽と早神楽)も加わって、15分ほどの短い時間でしたが、雪もなくさらに快晴の境内で無事奉納を終えました。

限定公開でyoutubeに上げておりますので↓

 

 

2/1に短時間ですが打ち合わせて本番に臨みました。

いや~指が付いて行かない・・・・・( ;∀;)

早神楽を徐々に早く、行けるとこまで行きましょう(^O^)/との打合せでしたが、神楽舞ではすることのない超特急!!

でも楽しかったです(^_-)-☆

還暦30名ほど、氏子総代10数名、一般の方々30名ほど居られましたかねぇ・・・。

この後、拝殿で節分祭を奉仕し、「永友会」のメンバー一人一人が福豆の入った桝を持って豆まきのご奉仕を頂きました。

節分祭には成田さんにもご参列頂き、豆まきもご一緒頂きました。

 

もとより、例年ならばこの時期にはまだまだ残雪があり、お天気も北陸の冬独特の、晴れの無いどんよりした日が続くのですが、まさに「永友会」のパワーと、成田さんの震災復興への思いが天に通じて、前日の予報ですら曇りだったお天気は快晴に姿を変えてこの日を迎えることが出来ました。

 

目に見えない力は必ず存在します!

近年、いろいろなご縁で生かされている自身や家族、周囲の仲間や地域の方々を感じております。

素直に前を向いて、多くの方々とつながりながら、社会全体を前に進めていく、そんな心豊かな時代へと変えて参りましょう(^O^)/

少なくとも、能登半島地震の復興には多くの協力と長い時間を必要とします。しかしながら、常に前を向いて、多くの人々の力を合わせて成し遂げて参りましょう。