定山渓温泉街から約13Km奥に 「豊羽鉱山跡」 があります
豊羽鉱山は、銀・インジウム・亜鉛・鉛などを産出していた鉱山で、インジウムの産出量は世界第1位だったそうです。 豊羽鉱山の周辺は本山地区とも呼ばれ、かつては多くの住民が本山地区で生活していたため、小中学校や団地、体育館、プール、神社等があり比較的きれいな状態で廃墟となっていましたが、2013年現在は全て跡形も無く解体されています。 現在残っているのは豊羽鉱山跡のみとなっています。
2006年閉山という、まだ新しい鉱山跡地のため廃墟という
感じではありませんでした!
写真中央のトンネルが坑口 ↓
鉱山事務所? ↓ まだまだ新しい!
ここは沈殿池の跡っぽい ↓
道路沿いにあった 「通洞跡」 ↓
これ、当時の物ですよね ↓ 何なんでしょう?
胡桃橋と一緒に、胡桃の沢に掛かっているパイプ ↓
何の配管なんでしょうか?
行けるところまで行ってみたが、最後は行き止まり
監視カメラも設置されていましたから、ちゃんと管理されているんですね!
---豊羽鉱山 年表---
1800年代後半 - 採掘が始まる。
1914年 - 久原鑛業株式會社により買収される。
1929年 - 日本鉱業株式会社へ事業が継承される。
1939年4月17日 -
鉱石輸送のため、定山渓鉄道線の錦橋駅 - オンコノ沢間6.2km、藤の沢駅 - 選鉱場間2.1kmに貨物専用線が敷かれる。
1963年9月21日 - 錦橋駅 - オンコノ沢間、藤の沢駅 - 選鉱場間の貨物専用線が廃止される。
1973年 - 日本鉱業から分社して、豊羽鉱山株式会社が設立される。
2005年 - 既存鉱床より採掘可能鉱量枯渇を理由に2006年3月末での操業休止を発表。
2006年 - 閉山。