野球はピッチャーですから・・・
パリーグの開幕戦が、セリーグより1週間早くスタートしました。
日本ハムファイターズと福岡ソフトバンクとの開幕戦前のインタビューで、福岡ソフトバンクの杉内投手がこう語りました。
「野球はピッチャーですから・・・」
福岡ソフトバンクの杉内投手は、オールジャパンのピッチャーとしても大活躍した投手ですよね。
確かに・・・プロ野球でもこのセオリーは通用します。
ましてや、高校野球、大学野球では、言うまでもありません・・・と言っても過言ではありません。
ピッチャーが打者を抑える・・・ということは基本なんですが、「野球はピッチャー」とは、ピッチャーの善し悪しでチームのリズムが大きく変わる・・・ということなんです。
私の経験上でもそうです。
高校1年でベスト8、高校2年でベスト16まで進むことができましたが、この2年間というものは、ピッチャーは同じ人で、「野球はピッチャー」を実感せずにはいられませんでした。
ピッチャーがいいと、リズムができます。
いいリズムでゲームを進めることができれば、自分のチームのリズムでゲームを進めることができる。
打撃にもリズムが出る・・・野球はリズムが大切なんです。
逆にピッチャーがモタモタしてしまうとリズムが崩れる・・・みんなのリズムとストレスも溜まる・・・悪循環です。
こういうこともかなりの確率で言えます。
先取点を許した後に、同点または、逆転までこぎつけた。
ピッチャーはこの次の相手の攻撃を何が何でも断ち切らなければいけません。
こうすることで自分のチームのリズムでゲームを進めることができる。
「野球はピッチャー」・・・とはこういうことを言います。
ピッチャーとは、どこよりも注目と脚光を浴びるポジションですが、「野球はピッチャーで決まる」ということを肌で感じることができて、プレッシャーと戦える芯の強さも持っておく必要があります。
そういうピッチャーがいるチームは、強くなれます。