体重増加をする薬 | 薬剤師本気ガールズトークBridge ~あらふぉーcozy with Pharmacists~

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薬剤師仲間のワイワイトーク。私達も色々あるんです。仕事のこと、お家のこと、自分の身体のこと・・・色々あるけどみんなで話せば元気になるよね。一人の薬剤師ではなくて薬剤師仲間みんなでするから出来ることがきっとある!

ステロイドの内服薬を長期で服用する場合


体重増加をすることは、多くの患者様が感じる悩みのようです。


ムーンフェイスも相まって、ご本人の悩みはとっても深刻。



それ以外にも精神科の薬には、体重増加をするものが多く


とくにオランザピンなどは有名です。



そして、


てんかんや、片頭痛などでも多く使われているバルプロ酸ナトリウムでも


体重増加をする可能性がとても高くなっています。


作用機序は


肝臓のインスリン代謝を阻害し膵β細胞からのインスリン分泌を刺激、


もしくはインスリン抵抗性を増加!


(昨日のブログの内容とだんだんとかぶってきます)


インスリン値が上昇

    ↓

高インスリン血症

    ↓

体重増加!!!



とはいえ、必要な薬をやめるわけにはいきません。


薬の影響はどうしてもゼロにすることはできないかもしれませんが


食事の影響や運動療法は意識改革で変えることができます。



薬と体重増加の影響・・・薬剤師だからできるアドバイスがきっとあるはず!!


Mikanオレンジ

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