こんにちは。横浜市港北区で薬剤師が教えるメディカルハーブ教室の渋谷亜弥(しぶたに あや)です。
薬草魔女の会は、ハーブの資格だけでなく、ハーブを生活に幅広く取り入れられるように講座をしています。
6月の第1週目の土曜日に引き続き、次の土曜日はメディカルハーブ検定集中講座3回目、4回目でした。
先週の講座が終わって帰宅後に、いろいろハーブを試したみたいです。
講座始まる前に・・・
「先週帰宅後、チンキ作りました~!」
「今日帰宅後作るのに、ホワイトリカー買いました。」
「ハーブもいくつか飲んでみました。」
という会話が飛び交っていました。
そのように、ハーブに慣れてくれると、私も嬉しいですね。
◆3回目の内容
1)ハーブの成分・効果
2)実習、チンキ作り
1)ハーブの成分と効果は・・・
ハーブの中に含まれる成分の種類とそれがどのような作用をしていくかを説明していきます。
ここの部分は、少し解りにくいので補足プリントを用いて行っていきます。
ハーブの成分って色々あります。
ハーブが自分に必要なものを作っていきます。
それがいい感じに身体の中に入っていくんですね~。
そして、ハーブブレンドをしていく上での大事なポイントもここで説明してます。
ハーブブレンドするときに、このような事もみてくださいね~と話しています。
この部分は、ハーバルセラピスト養成講座では、口を酸っぱくするほど話しています。
また、ハーブの成分には特徴もあるので、それを知るとハーブ自体の意味もわかるし広がるんですよ~。
そして、ハーブ4つの説明をします。
ハーブの簡単な説明とハーブ自体が持っている作用を話しました。
2)実習はチンキ作り
今回のチンキは、好きなハーブで作ってもらいました。
今回作るチンキを自由にしたのは、先週講座が終り、
「帰宅後にハーブチンキを作りました~」
と言われたからというのもあります。
家で作っていないチンキを作ればいいかな~と思いました。
ハーブを合計10gいれて、ウォッカ100gいれてもらいました。
(チンキ作りのハーブ計量中)
ハーブを量っている時に、
「ハーブって、こんなに量が必要なんだ~。結構の量ですね。」
という声があがってましたよ。
ハーブって、葉、花、根っこ等にもよりますが、かなり軽いものと重いものがあります。
それも測ってみないとわからないんですよ。
私も、実際、色々測りましたしね。
「ハーブ3g測ってください」といっても、実際の量に驚かれる方が多いんですよ~。
◆4回目の内容
1)ハーブのレシピ
2)実習、冷浸油(常温でハーブの成分をオイルにうつす)
1)ハーブのレシピ
このハーブのレシピは、こんな感じでもハーブが使えま~すという案内です。
もちろん検定でお話した15種類のハーブを使ってのレシピになります。
各ハーブの作用がわかると、このレシピ納得~というところです。
両方知っておくと、こういう時にこのハーブという方法でもいいし、症状からこのハーブ使うと選べます。
こういうふうに使えるのね~という感じでみていきます。
本にのっているのが全てではないですよ~。
いくらでもアレンジできますよ~というのも話してます。
そして、ハーブの各論3種類も補足プリント用いて説明しましたよ。
ハーブの特徴も併せて説明してます。
2)実習は冷浸油(常温でハーブの成分をオイルにうつす)作り
今回は、セントジョーンズワートをオイルに漬けました。
セントジョーンズワートオイルは、肩こり、腰痛、生理痛などにも使えるので便利なんですね。
背中の痛い時にトリートメントすると楽になるんです。
2週間たったら、セントジョーンズワートを漬けている瓶からオイルを濾してもらったらオイルの出来上がり。
ミツロウをいれて軟膏にしてもいいんですよ~と説明しました。
軟膏にすると長持ちするし、皮膚に長い時間置くことができるので皮膚に浸透しやすいんですね。
最後に、ハーブブレンドをしてもらいました。
2種類作り、お持ち帰りして飲んでもらいます。
今回、集中講座2回でしたが、やることが多かったかな?
この講座が終わってから
「ハーブをもっと使っていってみようと思います」
「生活の中に取り入れていこうと思います」
「生活の中に取り入れるっていうのが、なんとなくわかりました。」
とお話されてました。
あっという間に4回分が終わりますが、ハーブを使う上で基本的な事を多く話させてもらいました。
ここで教えるハーブは15種類なんですが、これを使いこなすもの結構大変かと思います。
各ハーブの特徴を知って、生活にいれていってもらえたらいいな~と思います。
何でもそうだと思いますが、基本を知ると使えるようになるんですよ~。