堺はひとつ!大決起集会


 9月11日に行われた、「堺はひとつ!大決起集会」に行ってきました。
 会場は1階2階とも立ち見が出るくらい超満員でした。
 とはいえ、それは動員によるものが大きいということは、男性は会社帰りに制服やカッターシャツのまま、会場に来ていることから、すぐに分かります。また、竹山市長を応援するTシャツ来ている人の姿も目立ちました。


堺はひとつ!大決起集会

 マスコミも多数来ていました。


堺はひとつ!大決起集会

 笑福亭竹林師匠は、堺はひとつ市民の会の発起人に名を連ねています。
 この日の出し物は、7日に行われた「堺っこ大集合」と同じ内容でした。政治家の演説の際は記者は、一言一句、発言内容をパソコンに打ち込んでいるのですが、この時は手を止めていました。


堺はひとつ!大決起集会

 竹山市長は、はっきり言って話が上手いタイプではありません。この日も原稿を丸読みの域を出ませんでした。演説に機転を利かせるのも苦手な感じです。兵庫県知事や同じ政令市の矢田神戸市長も演説していましたが、比べてみて話す内容に明らかに論理性やスマートさがありませんでした。
 マスコミ的に言うと、記事の見出しを作りにくいタイプです。それがいいのかは別ですが・・・。


堺はひとつ!大決起集会

 頑張ろうコールではなく、「堺はひとつコール」で締めました。
 掛け声は、山口典子市議(ソレイユ堺・堺区)が担当しました。


 この日の盛り上がりを見る限り、竹山市長は言葉や理論より行動で示してきたタイプの政治家なんだなと思いました。
 反・都構想だけでは、やっぱりあそこまで盛り上がらないと思うのです。市長になって4年間の実績があるからこそ、堺市民も行動に駆り立てられると思うのです。

 政治家や役人内での評価は、政令市を実現させた木原前市長の方が今でも高いでしょう。しかし、竹山市長は前市長が作り上げた政令市の枠組みに市民の生活を注ぎ込んだという点で、政令市の首長らしいスマートさはないですが、間違いなく木原市長の後継者に値する市長だと思います。

 とはいえ、これまでたくさんの動員を集めても、維新候補が圧勝する構図を、これまで何度も見てきました。この日の集会は支持者の士気を上げるのには有意義でしたけど、有権者の心にどれだけ届いているのか、それはまだ分からないというのが現時点での思いです。 


堺はひとつ!大決起集会

 なお、この日は堺東駅前で、始発から終電まで終日駅前で街宣活動がありました。集会後、竹山市長も訪れたそうです。