全ての活動は自作自演

 説明会が終わった後、稲スポーツセンターを守る会の方と話す機会がありました。
 いろいろ話してみて改めて思ったのは、普段政治に関わってない人が施設廃止になって急に会を立ち上げたので、運動に対しての素人ぶりでした。
 でも普段仕事があって、それに障がい者を抱えている状況においては、ただでさえ手一杯なのですから無理もありません。

 それで改めて思ったのは、このような活動は突き詰めていけば全てが手弁当だし、自作自演だということです。

 記者会見や、ブログ更新といったアピール活動は自作自演でやっていくしかないんだなあと思いました。
 放射能がれき受け入れ反対のママさん達も、自発的にみんなで集まって手作りでやっているのです。
 WTC移転に関する訴訟も、負けるケンカだと分かった上でやっていると思うのです。

 そこには損得勘定ではなく、自身の使命感で行動されていると思うのです。

 原発市民投票の記者会見も最初に行った時、その場にいた記者は2人だけでしたが、それが署名が集まるにつれてマスコミの露出回数が増え、新聞の一面を飾るまでになり、6万人を超える署名が集まったのです。

 「政治家だから任せて安心」、「マスコミはきちん情報を伝えてくれる」と思ったら大間違いな時代になったということを強く認識する必要になったのです。

 そして稲スポーツセンターを守る会の皆さんの立場は決して他人事ではないのです。
 今後、大阪ではある日突然、補助金削減の発表といった事例がさらに続出していくと思うのです。

 次は自分の身に降りかかってくるかも知れないと思う必要があるのではないでしょうか。