さて、箕面森町について調べてみたら興味深い記事を発見しました。
 自民党府議団だより の平成20年秋号なのですが、表題に「彩都に積極的な企業誘致を」とあります。

 記事を読むと彩都と箕面森町について、希望に満ちた青写真の質疑応答の様子が伺えます。
 でも、この質疑応答が行われた2008年10月って、リーマンショック直後です。
 今思えば何とものんきなものですわ。
 そして3年経とうとしている今、状況は好転しているとはとても思えないのにねえ。

 この質疑に立っている上島府議は現在維新の会に鞍替えしています。何かわかりやすいですね。
 鞍替えといっても自身のホームページのトップに、自民党と自民党大阪府議会と自民党箕面市議会へのサイトへのリンクを掲示している「ふるさと想い」の議員さんです。

 ちなみに箕面市長が大阪都構想に賛成なのは、この箕面森町に安定的に税金が使われる為と北大阪急行の延伸に協力してもらい為ではないかなあと思ったりしますね。
 橋下知事にお伺いをたてる事で市政を運営するさまは、さながら「大阪都箕面区」状態ですね。
 でも北大阪急行の延伸は萱野までで、箕面森町にはそこからバスで有料道路を通ることには変わりありませんが・・・。

 このブログはアクセス数が少ないから風評被害まで至らないと思うのではっきり書きますが、僕は箕面森町が今後発展するとは到底思えないのです。
 現在でも車がないとスーパーに行けないなんて、買物難民状態ではないですか。
 今はいいけど、今後20年・30年経って高齢化が進んだらどうなるのか想像が出来ないのでしょうか。
 仮に大阪都になって「旧大阪市」の資産を売却した資金で維持しようにも(それすら想像したくないが)、それでも発展するとは思えないのです。

 ここははっきりと、住民全員を移住させてでも閉鎖すべきではないでしょうか。それが強力なリーダーシップだと思うのです。
 結局儲かるのはゼネコン関係者だけではないでしょうか。

 走り出したら止まらないから投資を続けるのも知れませんが、そんなことをせずに土壌の安全性だけ確保して、後は放ったらかしにすればいいんですよ。
 そうすれば1,000年後に、バブル期を夢見て無謀な開発を続けた「箕面森町遺跡」として発掘される時が来ると思いますけど。



ドーラクチホーセージ-箕面森町

 地区センターの駐車場(右下)と宅地整地中の第二区域。完全に孤島状態ですわ・・・。