こちらでは、一週間に一度、弁護士から特許に関する個人レクチャーを受けている。

昨日の講義の内容は、特許における「Prior Art」に関する話。特段、内容的には難しくはないけれども、それを英語で聴くということは、何倍もの集中力と努力が必要になる。


ただ、内容が一般的であったのと、たまたまpatent agentの勉強をしている最中であったので、比較的に論点を理解していたので、逆に、こちらからも質問をすることができた。

ということは、普段は聞く一方であることがほとんどということで、いかに事前の勉強が重要かということでもある。


ところで、英文を読んで理解することはできても、あるいはメールで英文を書くことができても、口にだして説明したり質問したりするということは、なかなかスムーズにできない。


まず、単語が出てこないのである。後から思いだせば、あの単語を使えば・・・と思ってもその場で思い浮かばない。いつも思うのは、基本的な単語 take, have ,give 等の使い方をもっと完璧にしなくてはと思うこと。文章など、これと、sayとかを組み合わせれば、たいてい表現できてしまうから。


次に、文章をうまくつなぐことができない。前置詞、関係詞の選択にまよってしまう


さらに、日本語的に考えてしまい、主語をいったあと文章が続かず、受動態から能動態、あるいはその逆を考えたりするなど、本当に頭はフル回転である。これを一時間もやると本当に疲れる。


それでも、


Practice makes perfect.


機会を捉えては、地道に実践で鍛えるしかないと思う。

そして、そのためにも、普段の勉強(文法や単語の習得、例文の暗記)が欠かせないのである。


いま、和文英訳の修業の暗唱例文の定着を図っている。まだ、つまづく例文も多く、また、見落として間違って覚えている文もあるので、ここ1,2ヶ月はしっかり定着させていく予定。


この例文を、日常の仕事等でのコミュニケーションで応用できるようにしたいと思っている。