刑務所ネタが好評でしたので(笑)チョッと語ってみたいと思います。
売店と云うか購買について話をします。
刑務所の中では基本的に全て無料支給である。
しかし受刑者は自弁購入が出来る物がある。
ボールペン赤・黒、鉛筆・赤・青、消しゴム、筆箱、ノート、封書、便箋
石鹸、石鹸箱、歯ブラシ、歯磨き粉、タオル、電気髭剃り(乾電池式)、乾電池
丸首シャツ、パンツ、メリヤス上下、スリッパ(2級以上)
私本購入・月6冊、1・2級集会のお菓子(3ヶ月に1回だったかな(-_-;))
郵券(切手・官製はがき)
等が領置金(刑務所会計課に預けている自分のお金)で買える。
購入日、購入金額、購入個数まで決められている。
例を挙げると府中刑務所は法務省矯正管区が財団法人「矯正協会」 が運営している売店。
殆どが法務省の人間で天下り。5年前「受刑者から得た利益を、職員の福利厚生に使うなどとんでもない」
と問題になり現在は何人かは大学教授の居ますが…
価格破壊で仕入れられた様な物が高い金額で買わされている。
100円ショップで買える同じ物が今時定価でだ。
同じ物を差し入れなど出来ない。理由は簡単。自分たちの利益が出なくなるから・・・
表向きは不正にモノを忍ばせない様に警備上の関係でと云うが、
刑務所には空港に有る様なX線の機械まであるのにだ(笑)
ボールペンや鉛筆、歯ブラシ、石鹸に何を細工して忍ばせるんだろうか?
冬に着る肌着『メリヤス』(長袖・もも引き)が何処の施設でも一番高い物。
上下で6,000円は掛かる。洗い代えで2組いるから12,000円。
下だけではオークションで990円で売っている。2,000円もサヤ抜いているのか?
まとめて仕入れていればもっと安く仕入れられるから酷いものだ・・・
府中刑務所のメリヤスの値段がどうか判らないが収容者3,000名の半分が買ったとして
定価6,000円の利益半分として3,000円×1,500名=4.500,000円×2組=900万円?
メリヤスだけでこの驚きの数字だ。
洗濯はドライクリーニングですのでスグに焼けてしまい2ヶ月はもたない。
下着は1ヶ月に1回は買う事になります。
犯罪者の上前をはねて天下りのヒトを儲けさせる?
何処かの刑務所の納入業者が元刑務所長が役員をしている会社だった・・・
何故に役人のこう云うコトが多い?
是非、民間で競争でやって貰いたいと騒いで頂きたい!
まだ刑務所だけは時代に逆行している・・・
皆さんに知られない閉鎖された世界だからですね