高部氏の実録傭兵まんが3巻。 | ゼロ・マイナス5分

高部氏の実録傭兵まんが3巻。

色々きな臭い世情ですが無事に3巻でました。

 

 

臭いとうんこのむせる話ばかりで大変良かったですね。

女の子に戦争やらせる系の作品描きたい人は参考にしてください。

白人の美少女戦士はもれなく腋臭で。


竹中半兵衛が武辺話をしてる時に「おしっこしたい」と中座した息子を「戦場にトイレ休憩があるか、その場で漏らせ!」とぶん殴った話を思い出しますね。

江戸時代までは死体とうんこから火薬を作ってたので、うんこと銃は腐れ縁、ケツの穴でつながっていると言えます。

黒色火薬の作り方と言ってもねえ、材料くらいこのブログの過去ログにすら出てきますが、爆発させるには「一定の割合」が難しいんですよね。

あと点火。

普通に火をつけてもジリジリ燃えるだけで爆発しないっていう。

ラジコンのバッテリーを直結させても発火しないと思うんですがどうやって発火させたのやら。


我々の業界で、母の仇討ちのため自ら作り出した銃で一番地の関係者を付け狙うと言えば『舞-HiME』の玖我なつきさんですが、現実は無惨であります。


今回の見どころですが。

共産圏眼鏡っ娘士官最高だよな!
赤軍の眼鏡っ娘政治将校に捕虜としてイジメられるの(妄想で)はメガネスキーのごちそう。
解像度上がるとコレだけど。
南斗聖拳かよ。
でかい女というのもお母さんみたいでいいじゃないですか。

僕のフェイバリットは『望郷戦士』のデカ女、エリノアさんだよ。
バイストン・ウェルとかシュラク隊にいそうだろ?
(小学館刊 北崎拓『望郷戦士』4巻 p.140)

今度こそ鉄板ネタのミミズでも雑草でも何でも食える魔法のカレー粉の話と甘口のカレーの王子さまで反乱が起きそうになった話をやるかと思いきや、ひっぱりますな。

高部氏監修の限界戦場飯はウケそう。
雑草の煮付けとかミミズのスープとか、イモムシとカナブンのライター焼き。
食品メーカーは竹書房に企画持ち込みをどうぞ。
全部カレー味で。

元傭兵の凄腕〜とかアニメや漫画によく出てきますけども、高部氏が傭兵やってこられたのは日本の教育レベルが高くて自衛隊で基礎訓練をうけてるからで、幼少の頃から傭兵なんかになってしまうと全く無知無教養でAKの撃ち方とPTSDくらいしか身につかないというか、少年兵のほとんどが大人になるまで生きていられないので、『元傭兵』設定に幻想持つのはやめましょう。
スキルがあるから傭兵がやれるのであって、傭兵になったからと言って何かができるようにはなりません。

高部氏が優れているのは危機察知能力で、アゾフ大隊の誘いを断ったのは人生最大の好判断だと思います。
マリウポリ陥落後のアゾフスタル製鉄所から日本人傭兵が出てきたら政治問題でしたね。

高部氏をアゾフ大隊に誘ったガストン・ベッソン氏は、ウクライナから帰国した後、自宅でアル中で亡くなったと言われてますが、ウクライナには暗殺上等KGB後継組織のSBUがあるんでどうだかなあという気はします。