何処から~説明して~やろう~♪

どうも、スペクタクルの矢口です(謎)


私が毎日お世話になっております「三国志ニュース」 さん。
その中で紹介されておりました、

工学院大学・孔子学院の文化講座
「これだけは読んでおきたい、

中国古典の名文」 に行ってきました!!


http://cte.main.jp/newsch/article.php/1996


定時が5時半+残業当たり前な私には、

非常にツライ6時半スタートなのですが
この日はたまたま上司が不在だったのをいいことに(笑)
全てを擲って、工学院大学に向かいました、
それでも新宿駅が混んでてギリギリだったけど……(汗)


私の本命は6/10予定のピさまの「典論」でしたが、
大地震にめげず!?諸葛亮廟へ赴いた私としては

「出師の表」の話も聞いておきたいと参加を決めたのですが
平井先生のご都合で急きょ予定変更となり、

今日の題材は典論とのこと。


うわー、メッチャラッキー!!!(>_<)
やじうまテレビでしし座は2位だっただけある!!(謎)


1時間半なので、どうしても駆け足の講義になってしまいますが、

そもそも「典論」というマイナーな文献(爆)に

触れることも難しい、一般人の私にとって
先生のお話が聞けるのはありがたいし、とても楽しかったっす☆
※「典論」の日本語訳が載っている本自体、入手困難なようですね。


そして典論の最も評価されるべきポイントは、

一番有名な「文章経国之大業」の部分ではなく、その前の段落の
「文以気為主」(文は気を以て主と為す」であると。


儒教の精神が学問全体を支配

政治思想の反映である中国文学に置いて、
ピさまが初めて「文章ってのは素質だよ~、

努力しても才能がなきゃいいものは書けないよ~」

という自由発想を述べたことに意味があるそうで……???


「目からウロコとはこのことよ!」by司馬懿(笑)
まぁ、魏王の太子だからこそ好き勝手な思想を述べられたのでしょうが!?


その辺り、中国の歴史や文化を知らないと非常に理解に苦しみますが
こういう解釈が聞けたことだけでも、2千円以上の価値があります!!

やっぱり大学の先生ってすげー!!(って当たり前だ)


そもそもピさまが、あの建安七子の死

(217年に疫病が流行って、次々亡くなってしまったのです。

確か司馬懿の兄さんの伯達もこの時亡くなったような?)に心を痛め、
『彼らの作品を後世に残そう』と思い立って書いたのが典論なんだそうです。


……何か、めっちゃロマンティストで

センシティブやーん(笑)


これが甄姫や于禁に

あんな酷い意地悪したサディストなん???(爆)

あれ、きっとピさまを帝位に就かせる為の

司馬懿の策謀(はい、妄想入りました)


長くなってしまうので、感想はここまでで止めておきますが
建安七子のことも、今回の講義でかなり興味が湧いてきました!!
「我が糸」を読んだら、先生お薦めのこれも読んでみようかと。


三国志と乱世の詩人/林田 愼之助

¥1,680

Amazon.co.jp

ピさまやソソさまのことも載ってまつ☆


そして、ますますピさまという人間に魅力を感じる矢口でありました。
さっ、次の授業も仕事サボって出るぞーーー(笑)


と言うか「出師の表」の講義は6/10になりましたってことを
僻地サイトでお知らせしてもなぁ~(-"-)
先生、拓本も持ってきてくれるようなこと言ってたし、
もったいないなぁ~。


※先生が「私達が『出師の表』で涙しても、

あのバカ劉禅に伝わらなきゃねぇ~」と
言ってたのにウケました(笑)