(^Q^)/ ギャハハ

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最高位戦日本プロ麻雀協会関西本部に所属する矢後 誠が
なんとなく書いてるブログだったりします。

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マナーって難しいですよねぇ。


人によって基準が違うからです。


先ヅモ。これはほぼ100%の人がマナー悪いと思うでしょ。

強打引きヅモ これもマナー悪い代表的な行為ですね。

ツモ牌を手牌の中に入れる。これがマナー悪いと思う人はもっと少なくなります。

卓上に出した手を無駄に動かす。これマナー悪いの?と思う人が多いでしょう。


マナーは結局ルールで明記できないのですが、対局者が不快に思う行為の事です。

当店のマナーみたいなものはありますが、すべて書くことはできません。

なので一般的という単語で線引きされます。

この一般的というのがなかなか難しい。


先ヅモ これは相手が何をツモったかというのがわかってしまいます。

また先ヅモして、有効牌でなければやめてチーをする ということもできます。

有利不利ができてしまうので、ほとんどの雀荘で禁止されている行為です。


強打引きヅモ これは、対局者に対して威圧的な行為になります。

また、牌が割れたりするので雀荘にとっても迷惑な行為となります。


ツモ牌を手の中に入れる ここでは小手返しの事ですね。

初心者の人が形が分からなくて手の中に入れるのはしょうがないかなぁと思います。

完全にクセで小手返しをやってる人が居ますよね。

小手返ししたエリアと違うところから切ったりしますからね。

また、リーチ後には一切小手返ししなくなります。

これは自分が損するからなんですよね。

リーチ後小手返ししたら、「アガリ放棄!!」と言われてもしょうがないですよね。

アガリ牌だった場合、最安目にとらなくてはならなくなります。

それがわかってるから小手返ししなくなるんですよ。

だったら普段からそう打てばいいと思ってしまいます。

ちなみに単純にカチャカチャする音が嫌だという人も居ます。

そういう人に不快感を与えてるので、これもマナーが悪いんじゃないでしょうかね。


卓上に出した手を無駄に動かす。

上家が切る前に卓を叩いて煽る人。

上家からすれば不快ですよね。

ツモる前に卓を軽く叩いてからツモる人。

これもなんか人を煽ってるような感じですよねぇ。

マナーには、片手で打つとかは書いてありますがこういう行為は書いておりません。

でも実際不快に思う人も居ます。

ならこれもマナーが悪いんじゃないでしょうか??


こんな感じで「相手が不快に思う行為」ってのは一杯あるんです。

ただ、そうなると基準というのがないと何もできなくなります。

なので、一般的という言葉が使われます。

でもどこまでが一般的なのかは曖昧な部分ですよね。

だからマナーは難しいと思うんです。



アマチュアと対局するときに、点数だけ言ってもわからない人がいるんですよ。

プロの対局では点数だけを申告しなさいと言われてます。

まぁ相手からすればいきなり「ロン 12000」って言われるんですよ。

確認もしないで払う人も居ますが、自分が12000も払うんだから役を知りたい人もいます。

そういう人が居る時は、僕は役も言うようにしてます。

「タンヤオピンフツモ一盃口ドラ1で4000点オールですね。」

すると、その人は役がわかって払ってくれるんです。

でも他の2人が役を知っている人だと、「点数だけ言えよ」って思うと思うんですよ。

どちらを取るべきなんでしょうかねぇ。


「リーチ後に理牌してない人」ってどうでしょうか?

リーチしたらもう手牌を変えることは出来ないじゃないですか。

「ロン」と言ってからカチャカチャ理牌して倒牌するのは理牌する時間が無駄じゃないですかね。

だったらリーチしたら理牌しておきましょうよ。


きっちり牌を捨てない人はどうですか?

手離れが悪い人。切った牌から手がなかなか離れない人ですね。

切り方が悪くて切るたびに牌が横になっちゃう人。

こういうのも卓内で有利不利を生むと思うんです。


という具合にマナーってすごい難しいです。

でもプレイヤー同士が、「それはマナー悪いよ!!」って注意しあうのは楽しくないですね。

注意するのを見るのも同卓してれば不快になる人もいるのでこれもマナーが悪いとなるんじゃないかなぁと思いますが。

まぁ僕自身多分人を不快にさせる行為ってのはしてると思うんですよねぇ。

アナログは、確率以外の要素を判断に入れる打ち方です。

流れ論者とか体制論者とかと言われますね。

でも基本は牌効率です。


それに加えて経験則も取り入れていると言われますね。

東4局 ほぼ点数移動のない 親のピンフドラ1 5巡目テンパイ。

デジタル派はリーチと行くでしょう。

ダマの2900点よりも、リーチしての2600all 裏ドラのせての4000all狙い。

 

親のリーチによる相手の進行を止める等がその要因です。



アナログ派は、その判断に前局の結果や、その半荘の経緯等も加えて判断すると言われてます。


野球やサッカーで終わった後にターニングポイントとなる局面があるじゃないですか。

これを「ゲームの流れが変わった」と表現する人が多くいます。


実は僕も高校野球は大好きでよく見るんですよね。確かにそういう局面が多くあります。

野球で言えば

①ジャストミートした球が野手の正面に飛んでアウトになった。

②エラーや四球から得点された。

③選手交代から逆転された。

まぁ他にもいろいろありますが、これ①は運ですね。

もちろん守備側が予測して守備位置を変えてる場合もありますが。

麻雀で言えば「3門張が辺張に負けた」みたいなノリかなぁと思います。

②は明らかなミスですよね。

③に関してはその選手交代の状況によって変わるかなぁと思います。

負傷交代、疲労による交代 交代にもいろいろありますからね。


となると、流れが変わるのはミスによってそれが起こる事ですよね。

でもミスが起こった局面が全て得点につながるとは限りません。

それに動揺した場合に得点になるんじゃないかと思います。


ただ、確かに第六感的なものはあります。

一発でツモれそうだ

この人が放銃する

トップ獲れそうな気がする

実際そうなる事もありますし、そうならない事の方が多いんじゃないでしょうか。


だから僕はアナログの方は、「見えないものを見ようとする人」と思っております。

剣術の上級者は、人の気配を察知することができたと言われてます。

そういうものが麻雀にあるのかもなぁ。

でも僕は見えませんし感じません。

見ようと思えば見れるかもしれません。

感じようとすれば感じるかもしれません。

でもその前にやるべきことがあると思うんですよねぇ。


麻雀初心者から中級者にありがちなんですが、

「流れが悪くてどうにもならなかった」

「当たり牌を掴む流れなんだよねぇ」

と負けた言い訳をする人。


いやいやいや まず基礎雀力上げましょう!!!

しっかり1半荘ミスを少なくして、そこからその単語を使いましょうよ。


野球で言えば、相手はエラー無し、自分は10も20もエラーしていては勝てることないでしょ。

それを「流れが悪い」で片づけたら何も進歩しないと思うんですよ。


ちなみに今回はオカルトをディスってるんじゃないです。

オカルトを負けた言い訳にする人をディスってるんですね。

どもどもw 

一応やる気があるうちに更新しようと思います。

さて前回デジタルについてお話しました。

牌効率だけじゃなくて、判断が全て確率を重視したのがデジタルといういことですね。

これもだんだんシステム化されてきましたね。

例えば「アニピンデス」のゆうせ~さん著書の「実践で出る麻雀講義」等にも押し引きについても書かれています。

まだ読んでない人はぜひ読んでくださいね。

オカルトバスターズという名前も懐かしいですが、その頃のデジタルの認識は単純牌効率と思われてました。


当時はデジタルという認識がなかったんですね。

多分確率重視で打つ人も一杯いたと思うんですが、それが認識されてなかったと思います。

それを言葉にしたのが、オカルトバスターズだったんじゃないかなぁと思います。


当時に比べて、デジタル系の著書も増えて誰でもデジタルに触れる機会は増えたと思います。

なので、間違ったデジタルは覚えないでくださいね。


数年前とある地方の最強戦の予選でこんなことがありました。

ラス前でたしかこんな点差 親25000 南家50000 西家10000 北家15000

ラス目の西家の人が5巡目でこんな手牌。

一②③④⑤⑤⑤北北北 ポン中 ドラソウズかピンズ

南家が切った一にロンしたんです。

半荘終了後にその卓の集計をとるじゃないですか。

卓内でそんな話が出てたんですよね。

トップの人が「もったいなかったよねぇ」とか言ってました。

そしたらアガった人が「デジタルに見逃しはないから!!」

これはさすがに間違ってると思うんですけどねぇ。
 

雀サクッTVで配信を担当してるYです。

とあるプロの方から

「せっかくいろいろな麻雀を見てるのだから教えて欲しい」

と言われてしまいました。

こういうブログとかってなかなか続かないんですよね。

確かに配信は局面がどんどん変わっていくから解説が深く掘り下げられないことがよくありますね。


ただ僕も全てを覚えてるわけじゃないし、こういうのってすごい苦手なんで

どこまでかけるかですよね。

デジタルvsアナログ

最初のブログを書くにあたり、どうしても書きたかったのがこのネタ。

理由は間違ったデジタル、間違ったアナログの人を多数見るからです。

デジタルは牌効率で打つもの

アナログは流れを重視するもの

違いますよねぇ。


基本打牌候補はみんな牌効率がベースです。

ただし、そのうえで選択にいろいろなものが加わるのがアナログです。


なので、牌効率で打つのはデジタルじゃありません。

みんな基本は牌効率なんです。


前にGPC主催の片山まさゆき先生が牌族オカルティで書かれていましたが

半荘1回で打牌、仕掛け、リーチ判断等約1000の判断があるそうです。

そのすべてにおいて確率で有利な方を選ぶ それがデジタルです。

次回はそこをもう少し詳しく書いてみたいと思います。