香りを感じるしくみ・嗅覚とおいしさ | 八木酒舗

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新潟県上越市北本町で様々なお酒を取扱い販売中です。





日本ソムリエ協会 上信越支部分科会セミナーに行ってきました。講師は東京大学大学院の東原和成教授。あっという間の2時間でした。食べ物を美味しくいただくという点で、嗅覚は非常に重要。おいしい食べ物は、嗅覚でその風味を味わっている。美味しい食事に香りは必要不可欠。眉間の下の鼻骨の奥に、においを感じるセンサーがあり、このセンサーは人間でいうと400種類ぐらいありそのセンサーが感知した嗅覚の組み合わせで、何十万種類というにおいを識別している。いろんな香り、いい香りも、きらいな香りもがまじって一つの香りとなる。いろんな香り、いろんなとらえ方。加齢臭のにおいは好きでも嫌いでもなくなかった。しかし、この加齢臭に体臭や口臭、整髪料とか複数のにおいが混ざって、なんとなく嫌な臭いの加齢臭と捉えていたのでした。メインのワインの香り話は次回にします。