この低金利では日本経済の消費が上がらない。 | パソコン、インターネットで、南信州の温泉、観光ご紹介、宿泊は天竜峡温泉ホテルへ

この低金利では日本経済の消費が上がらない。

昨日満期が来た貯金を放って置いても仕方が無いので、どこに預けるのが良いかと検討したのですが、平均利回りで比較すると、ゆうちょ銀行の定額預金で10年預けた場合0.25%、銀行に問い合わせたら、生命保険に比べた場合はお薦めできる物は無いとのこと。生命保険では0.99%。それにしても私が若かった頃は7%の時もあって、10年預ければ約倍になったものでした。

1,000万円預ければ10年後には2,000万円になり、それでいろいろなものを買えたのです。家のローンの頭金にしたり自動車にまわしたり、小旅行も出きました。

それが今では、1,000間年預けても25万円しか金利がつかず更に税金も取られてしまうのですから一体この差額はどうなったのでしょうか。当然考えられるのは、お金を借りる企業がそれだけ金利を安く借りられたわけです。

この甘やかしが企業を弱体化してしまい今日の結果に繋がったわけです。アメリカでも同じで様々な企業に対する優遇政策が企業を弱体化してしまい、更にその他の要因もつけ加わって、どっぷりと甘い汁に浸かって現在のような悲惨な状況に陥ってしまったわけです。

日本はそのアメリカが主要な輸出国であるため、アメリカがくしゃみをすればすれば風邪を引くと言われるほどに弱体化してしまっていますが、今慌てて国内消費を高めようと言い出しましたが、先行きどうなるか判らない状況では、金利が低かろうと少しでも貯金に回しておかないと将来が心配だという状態です。

やはり日本の企業を強くするためには甘やかすのではなく、適度な緊張感を持たせて、努力しても限りのある庶民にお金を回して消費を向上させるのでなければ立ち直らないのではないかと思います企業は組織体ですから、組織で有機的に力を出せばシナジー効果が期待できるのですが、庶民は良いところ家族単位ぐらいの集団ですからシナジー効果は期待できず、また重要な情報の交換、資料の共有化等のために必要な情報インフラであるパソコンやインターネットの有効活用など程遠い状態ですから、富の創出などと言う点では高々知れていると思います。

しかしながら、個々の家庭からは、日本の将来を支える子供達がいますので、十分な食事ができて、教育ができる収入の確保。貯蓄にもお金が回せて、金利も十分に得て満期になったら海外旅行もさせてあげて視野を広くさせてあげる。更に自分達の老後のための貯蓄にも回せて安心して老後に備える。こう言う体勢ができれば日本経済はぐるぐると回りだすのではないでしょうか。

それなのに今の自民・公明党政権は企業と軍国日本の復活だけを目指して、目先ではほんの一瞬で消え去る定額給付金でお茶を濁そうと言うさもしい根性では日本は復活しないのではないかと思います。

昨日は、貯金の預け替えを検討する中でいろんなことを考えました。