日本のペンが韓国芸能人を救う!^^ | ジェジュン召しませabubu's room

日本のペンが韓国芸能人を救う!^^

こちらにとても素敵な記事の掲載の許可を頂きましたので紹介させていただきますね^^



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日本のペンが韓国芸能人を救う!^^



●芸能人も家族のように見る


韓国芸能人を理解できず、悪くいう人もいますが、間違いないことは、韓国では、日本とは違って芸能人だからといって特別視されないため、彼らはつらい思いを超えて国民に奉仕してるということなんですね。人気があるほど謙遜で、社会に奉仕し、ペンたちを家族として大切にする。逆にいえば、それは、国内における彼らのつらい立場も表しているわけです。


韓国人は人を家庭の原理で見るため、国民は彼らを自分の息子、弟、兄のように見ます。ペンの女の子たちは「オッパ(お兄さん)!」といって男性歌手や俳優を応援するし、キム・ヨナ選手や女優のムン・グニョンさんのニックネームは“国民の妹(국민 여동생)”でした。もちろん、彼らもペンたちを家族として本当の身内のように大切に愛するわけです。


それらはとてもいいことなんですが、別の視点でいえば、芸能人が、家族と同じ同等の位置に見られるという意味でもあるんです。ペンたちは、自分の応援する芸能人を身内視するあまり、それに対抗する芸能人にはアンチとして「悪プル(悪性Reply)」という、ひどいことをいったりする。芸能人だからと特別視したり、遠慮したりはしない。さらには、所属社が酒の接待を要求したりという、ひどい扱いもそのような感覚から行われている。ご存知のように、そのために韓国芸能人の自殺が後を絶たないわけです。


故・パク・ヨンハさんも、2007年に「眼球の調節機能障害」という診断で兵役免除判定を受けたのですが、その診断自体は正当でありながら、「角膜ヨンハ」などとあだ名をつけられ、「韓流スターの資格がない」などと非難が殺到した。亡くなる前のヨンハさんのツイッター背景画面には「人々は私もよく知らない私について、あまりにも簡単に話をする」という言葉が書かれていたということです。



●日本ペンの変わらぬ応援の力


彼らは芸能人としての甘えが許されないために、内容において韓国人の間で認められなければならず、それゆえ、最も韓国人らしい人たちでもあります。


家庭的礼儀を重視する韓国で、より礼儀正しく、年配者の集まりでは、自分の父母にするようによく「クンジョル(立った姿勢から地にひれ伏す敬拝)」を捧げたりもします。学歴重視の韓国で、より高い学歴や教養を身につけるし、ヨンサマ、ビョンサマ、キム・テヒ…、東方神起、BIGBANG、少女時代に至るまで、難しい有名大学や大学院に通うことを当たり前としています。主体的な意識を持つ韓国で、より与えることに意欲を注ぎ、自分を磨き、男性は体を鍛え、女性は美を追求します。そして家族間、友人間で愛情が深い韓国で、より大きな愛でペンたちを、国民たちを感動させようとします。


韓国芸能人の社会奉仕や収益金の寄付は本当にハンパではないし、しかも彼らはそれを陰で人に知られないように行っていることが多いんです。2008年、社会福祉共同募金会に10年間で最も多額の寄付を出した人物が、本人の希望で匿名とされていたのに、記者の追及によって前述の“国民の妹”ムン・グニョンだったと明らかになった、ということもありました。


だから東方神起やヨンサマに限らず、韓国芸能人は皆、立派だし、また韓国社会の中では芸能人は、そうでなければならないわけです。日本のように、道を歩いていてスカウトされたり、親戚が勝手に応募したといって、「普通の人」が芸能人になって、なったとたんに特別視されるなどということは、韓国ではあり得ないし、すべて徹底したトレーニングを通して、韓国社会に認められる人物になっていなければなりません。


でも彼らは韓国人だから、韓国人らしさとして、それが自然にできるのです。韓国人だから、それでも前に立って人に与えること、人を喜ばすことが好きで、喜びのほうが大きくてやっているわけです。でも、あまりにもたいへんだから、それも限界が来てしまう。それで、突然の自殺や突然の事務所トラブル、対立などが起こることになる。それは、それまでに自らの努力の内容に対して、それほどまでに不当な評価を耐えてきた、ということの表示なわけです。


それで、僭越ですが、韓国にいる私がいいたいことは、日本のペンの方々はそれを理解してあげてほしいなあと。彼らの変わらない応援者であり続けていけば、韓国でつらい分、彼らは日本のペンのおかげで本当に救われるだろうと思うし、また実際、彼らにとって日本のペンの方がずっと温かいだろうということなんです。


(私は、たとえば、東方神起の5人カムバックの問題でも、それこそ、韓国のペンたちも、ネットを見れば皆本当に涙ぐましいほど切望していますが、でも、そこに日本のペンたちの国を超えた願い、国境を越えた愛が加わるならば、奇跡が起こるのではないかと思えてなりません)



●韓流ペンが共有する「文化」


東方神起やヨンサマが韓国よりも日本やアジアで人気が高いのは、彼ら自身のすばらしさもありますが、時という要素で、彼らが俳優として、歌手として日本人が初めて接した韓国芸能人だったからという側面もあると思います。韓国文化を代表する芸能人であるがゆえに、確かに日本芸能人にない、礼儀正しさや男らしさ、ペンに対する愛という文化がそこにあったから。で、それがつくられているのは、そういった芸能人を特別視しない厳しい韓国社会での彼らの努力があったから。


そして、韓流ペンたちがすばらしいのは、ペンというものは愛するスターのそういったすばらしい文化を、自分たちの文化として相続して、ペン同士の間で共有するからだと思います。ペンたちは、彼らを自らの人生の希望であり、モデルとします。愛するスターが礼儀正しければ、ペンも礼儀正しくなることができます。男らしければ女らしくなることができます。愛があれば心から愛を叫ぶことができます。そのように自分たちをしてくれる存在に感謝する心で、ペンたちが一つになることができることが、韓流ペンのホントに大きな宝だと思うんです。


私は、韓流スターにも感動するんですが、それ以上に、特に日本の韓流ペンのすばらしさ、一生懸命さ、涙ぐましい努力とひたむきさに感動します。何があっても愛するスターを信じようとする姿勢に涙が出る思いになります。そしてもちろん、それは彼らの持っている文化に出発しているわけです。


だから、そのような彼らの文化の正しい所に応えて応援していけば、つまり、こちらが揺るがなければ、彼らは間違いなく、よりいっそう、そのような正しい文化で一生懸命応えてくれるだろうと思うのです。



●韓国文化の価値知らない韓国人


というのは、韓国人の最も大きな問題は、自分たちの持っている文化の価値が正しく分かっていないことだからです!


韓国人はとても自尊心が高くて自信家たちのように見えるけれど、あまりにも長い間、不当な被害を受けてきた歴史もあってか、自分たちから出ているすばらしい文化に対して、実は一番疑い深いのが韓国人たちなんです。韓国から出るものにはいいものがない、けっこうそんなホンネがあるのが問題なんです。


それは今に限ったことじゃなくて、もっとずっとずっと昔から、韓国の高麗青磁や朝鮮白磁などの陶芸にしても、キムチにしても、日本人の目のほうが韓国文化を正しく評価して、自らの宝としようとするのは、今も昔も同じなんです。


だから、これまで書いてきたような、韓国芸能界内部の悲劇を終わらせるには、何よりも、韓国国民全体に自分たちの芸能人の本当の価値を悟らせることだろうと思います。


彼らをそのようにしたのは韓国文化の力でもあるのに、韓国人自身は、それが分かっていないから、自分たちの大切な宝を普通の人として扱ってしまう。彼らがどれだけ国家の代表として、国を高め、難しい日韓の壁を超えさせ、歴史を超えてアジアを一つにしてるか、彼らのおかげでどれだけ韓国が偉大なことをしているかが分かっていない。それはまったくどうかしているんです。一言でいえば、日本のペンたちがこんなに愛している韓流スターたちをもっとちゃんと待遇してほしい!!


あと最後に僭越ながら申し上げれば、日本ペンの方々は彼らに気を使い過ぎなくていいと思います。家族間、友人間の愛が強い韓国で、ペンを同じように家族と感じているので、彼らのための応援なら少々過ぎた応援でも力になるはず。遠慮は禁物じゃないかと。主体性が強い韓国芸能人の願いはペンを最高に幸福にすることだけです!韓国人はあんがいあっけらかんとしているので、「気」は日本で使って、韓国スターには「心」をあるがままに使うほうが、彼らにはずっとよく伝わるだろうと思います。


ということで一気に思いをぶちまけました。最後に、日本の韓流ペンの皆さん、ファイティン!!!!!!!ヾ(≧▽≦)ノ"♪



ソース:http://ameblo.jp/kjroad/entry-10711273782.html



**************************** 出処:non sugar さま

 



■武藤克精(むとうかつきよ)

韓・日文化交流連合会 事務局長兼専任講師
機関紙『チャク』編集長
韓国語マガジン『サランヘヨ・ハングンマル』編集長

 民間の国際交流団体である「韓・日文化交流連合会」の事務局長として、1992年渡韓以来、韓国で国際交流の指導にあたると共に、機関紙『チャク』を創刊して、ジャーナリストととしても活動している。
 さらに、日韓比較文化学の講師として、各地での文化交流を指導。特に近年、日韓の交流が活性化するにつれ、韓国の公務員教育、学校での青少年教育、大学での講演活動など、講演会は500回を超える。また、韓日文化交流のための新聞『チャク』を編集、発行している。
 筑波大学比較文化学類で、日韓の比較文化学を専攻。著書に『日韓人の行く道』、『日韓人マニュアル』。
 韓国人の妻との間に1男1女。

〈講義内容〉
 日韓間の文化の違いと理解を講義。日韓両国の国民が、根本的な文化の違いによって体験する多様な状況を誤解なく受け入れられるように解説し、同時に韓国の文化の本質を「ハーティズム(Heart-ism)」と規定して、昨今の韓流ブームの原因にまで迫る。