11月26日午前、衆院国家安全保障特別委員会は特定秘密保護法案を強行採決に付し、自民、公明、みんなの賛成多数により通過した。その後直ちに衆院本会議に上程され、みんな・維新を除く各野党による力の入った反対弁論が続いたが、20時13分、議長による採決、賛成多数で法案通過。
 国会前で抗議行動を行っていた多くの市民にも採決の報が届けられる。しかし行動は解散することなくその日深夜まで抗議の訴えが続けられた。今後攻防は参議院の場に移るがこれほどの悪法をまたろくな審議時間も設けず強行採決に持ち込もうとする安倍政権の暴挙を決して許してはならない。
 ようやくこの法の危険な中身が社会的にも認知され初めてきただろう。戦前の治安維持法にも匹敵する内容を含む時代錯誤のとんでもない悪法である。それが今後どのような影響を社会にもたらすか想像するだけで恐ろしい。市民社会を私たち自身の手に取り戻すこと。あきらめることなくさらなる全国的な闘いを拡げよう。ネトウヨどもはこれが国家機密、核武装の推進に関わるとしてもろ手を挙げて歓迎しているが愚かなことであろう。
それこそ左右関わらず政治に関しての話題を持ち出せば警察に連行され犯罪者に仕立て上げられる可能性もあるのだ。国民はお上の言うことを聞くロボットになればよい、余計なことは考えず従がって居ればいいのだということなのだ。

12月4日の参議院国家安全保障に関する委員会さいたま地方公聴会 
 これもまたようするに秘密保護法案を何が何でも強行採決に持ち込むためのアリバイ作りのための公聴会。我が党広報部が報道機関として認められ会場入り。外では抗議集会。12月5日の抗議の国会包囲へ続いたのである!

 そして12月5日、秘密保護法案、参議院特別委員会強行採決 
 そのときはいったいなにが起こったのか分からなかった。社民党福島瑞穂議員による質疑の後自民党議員によるお手盛り質疑、が終わったかと思ったら一気に議場が騒然となった。次に予定されていた公明党による質疑を打ち切り、与党議員から採決動議が出たという。中継を見ている限り、そのような声は何も聞こえてこなかった。16時10分前後か、テロップに散会の文字が流れ、強行採決が行われたことがようやく分かった。 国会前ではこの日も多くの市民が早朝より抗議行動を繰り広げた。もちろん党広報部も参加し写真を送ってくれた。そして深夜にかけて参議院本会議で攻防が始まったのだ。
国会前には今朝からも続々と市民が集まり続けている。国会へ!今日こそは歴史の転換点だ!

ライブ中継、岩上チャンネル5,6 その他にもいろいろ。ネットで探してね。