実に悲惨な結末をむかえた。私は涙が止まらない。
ネトウヨからは「9条効き目なかったじゃん!ザマア!」という批判を頂いた。何たる不謹慎だろう!人の命が失われたというのに!私の心に新たな怒りの炎が巻き上がった。
9条がある程度世界中のゲリラ等にまで伝わり日本人が尊敬され平成の初め頃まではテロ組織の人質事件に巻き込まれたり、報道機関がテロの首領格に接触しても見の危険を感じることもなく犠牲者が出たことはなかった。
アメリカ追従の中東政策に加担したことが、彼らの怒りを買ったのではないかと思う。
ネトウヨは「日本人が尊敬されてるのは白人と戦い亜細亜の国々を独立させた。強い日本を尊敬し憧れているのだ!」等という。それはありえない。むしろ侵略国家として亜細亜の国々に虐殺行為を行なって未だに謝罪していない事の怒りが巻き起こったからではないか。
それに怒っている人々の前では憲法9条なんて信じられないお題目かもしれない。
日本はまた亜細亜全土を掌中に入れるための侵略を開始するのではないかという懸念が有る。
さて現在に話を戻してネトウヨ連中の声は
「アルジェのテロにはくっせずの武力突入は評価する!」
「たとえ人質に被害が出ても自衛隊が特殊部隊を突撃できるように法律を改正すべきだ」
「売国企業の日本人などどうなっても良い!自己責任だ!ザマア!」
「プラントを守ってた軍の軍事顧問は中国人だった!」
まあなんて不謹慎なと眉をひそめた。
以前のイラク人質事件の時も
「日本に迷惑かけやがって!死ね!」の大合唱。欧米の記者たちは驚いたという!なんて恥ずかしいことだろう。自衛隊が引き上げれば自衛隊員や人質も死ぬことはないだろう。
アメリカの顔色をうかがい数十億円も上納した結果、未来ある一人の青年が殺された。
こういう悲惨な日本人が犠牲になる事件を喜び、軍国化を叫ぶ。
自分の部屋から一歩も出ずにパソコン画面だけで妄想の国のあり方を論じているネトウヨたちはこの青年や遺族の目を直視することが果たして出来るのだろうか?