またしても痛ましい事件が起きてしまった。教師の体罰による未来ある少年の自殺。
私は思わず号泣した!
少年は運動部のキャプテンをしていたらしい。運動部の人間ならある意味根性論精神論で体罰容認、鍛えられているはずだなどと右翼的思想の人間はのたまう。だったら今回の少年の自殺は余程のことだったのか?いや体罰は絶対あってはならないことだ!
良い体罰などありえない。
30年近く前、「女子高生コンクリート事件」があった。校内暴力吹き荒れていた時期でもある。
「なぜこのような事件が起きるのか?」誰も答えられなかった。ふと一人の父兄が「少年たちの通っていた中学では体罰があったそうですよ」
鶴の一声一斉に「そうだ!そうだ!それがいけない!」皆ハシャいで大合唱。
子供達同志のある意味純粋な目線での自然淘汰的ないじめとは訳が違いこれは明らかな犯罪行為である。
「勉学を教えるべき学校で人の殴り方を教えるとは何事だ!だから校内暴力・少年犯罪が無くならないのだ」!この掛け声の下、体罰撲滅運動が全国で起こった。
体罰を行った教師の厳罰化。結果、いじめの件数や少年犯罪は減ったのだ!
これは皆さんご存知の周知の事実であろう。
昨今残酷な事件ばかり取り上げられるので増えたと錯覚する御仁も多いのでは。
ここでも右翼的思想を持つ人間が「ゆとりの悪平等が少年犯罪を増やす!不良を甘やかせず愛ある体罰で鍛えるべきだ!だから徴兵制賛成!国防軍で中韓をやっつけろ!」とのたまう。
とんでも無い!軍隊こそ体罰の温床ではないか!上官の体罰で直接死んだり、苦にして自殺しても親には「お国のため」と体罰の事実をひた隠しにした軍国主義。
2度と繰り返してはならない。
だいたい韓国を中国が共産主義で日本の左翼政党が応援してるように見えるから「左翼の国」などと思っている無知なネトウヨに日本の方向に口出しして欲しくはないのである。
尖閣も竹島も話し合いで解決できるのだ!