民主党の不甲斐なさもあるが、ついに自民党が政権奪還してしまった。ネトウヨは歓喜の声を上げる。しかし自分の首を占めていることに気が付かないのだろうか?自衛隊が国防軍になり軍国主義国家になれば駆りだされ追い立てられるのは彼ら自身なのである。まさか自分達だけ自宅で地デジやパソコン画面で勇ましく格好の良い戦争を鑑賞できると思っているのではないか?
安倍さんや片山さつきさんは自分達は戦場で打たれたり野垂れ死にする心配はないから国民受けの良い格好の良いことを言えるのである。子供も居ない。居たところでその子たちも戦場に引きずり出される心配はないであろう。いざとなれば「世界の国々に日本の支援を訴える」と亡命できる立場なのだ。日本に残った国民がネトウヨが危惧するような奴隷化・虐殺の憂き目にあっても遠い海外から「心が痛みます。今しばらく耐えて」のコメントを出すだけで済むのである。
跡は悠々自適の海外暮らし。
また国防軍として武装強化すれば当然ネトウヨが沖縄県民を犠牲にしてでも絶賛する在日米軍も「じゃあ、俺達いらないね」と去っていく。それこそ中韓におもいっきり「舐められること」になるのでは。
自民党片山さつき氏は12月7日に次のような発言をツイッターでしている。
「国民が権利は天から付与される、義務は果たさなくていいと思ってしまうような天賦人権論をとるのは止めよう、というのが私たちの基本的考え方です。国があなたに何をしてくれるか、ではなくて国を維持するには自分に何ができるか、を皆が考えるような前文にしました! 」
何を言ってるのか?徴兵制を目指すのか?まあ私は左翼というわけでもないのでここで人権論の部分だけに突っ込むのはやめるが、議員というのは国民に選ばれるものである。自民有利とわかった途端、民主党政権下では野党らしく「弱者を救え」と言ってたのが手のひら返したような「弱者飢え死も自己責任」と本性をさらけ出したも同然なのである。「議員特権は天から与えられたものではない。国民に選んで頂いたら何を国民にして差し上げられるか」という事を宣言すべき!とそのまま返したい。やはり片山さつきは改心していなかった。本性の上から目線。
なぜ3年前に50年体制を誇った自民党が大敗したか、自民党議員も国民の多くも忘れてしまったのではないか。それほどこの三年間に起こった出来事は大きいとも言える。
世界に誇る世界が欲しがる日本独自・日本起源の憲法9条!この素晴らしい憲法を変えさせてはならない!子供達を戦場に送らないために!

 南京大虐殺の生存者、夏淑琴さん(84)を招き「証言を聞く2012年東京集会」が16日、東京都内で開かれ、
約80人が参加しました。主催は南京東京証言集会実行委員会。

 75年前の1937年12月、当時中華民国の首都だった南京で、日本軍による中国人捕虜や南京市民への残虐な
行為が行われました。

 集会で、南京大虐殺の被害者と加害者(元日本兵)の証言をまとめた記録映画「南京 引き裂かれた記憶」が
上映されました。「(中国人の)死体で揚子江の水が見えなくなるほどだった」「南京の女性は纏足(てんそく)
だったので、すぐ捕まえられた」など、殺人や性的暴行の生々しい証言が相次ぎました。元日本兵の男性たちは、
「あれは人間のすることではなかった」「南京大虐殺は確かにあった」と話しました。

 生存者の夏さんは、8歳のときに家族7人を目の前で殺されました。自身も肩や背中などを刺され、けがを
負いました。日本兵が怖くて、遺体のある部屋で10日余りを過ごしたといいます。「こんなに時間がたっても、
心の傷は治りません。怖い戦争が二度と起こらないよう祈ります。中国と日本の人々がともに手をつないで未来に
向かうことを心から望みます」とのべました。