私と懇意にしている中学生の教師が今にも感涙がこぼれ落ちそうな顔をしてある生徒の作文を持ってきた。それを読んで私は感激した!

「夏休みが終わり始業式の後の集いで先生がおっしゃりました。『日本は戦争でアジア諸国の人々に略奪や虐殺などひどいことをした。この罪は未来永劫消えることはない。私たちは永遠に亜細亜の人達に謝り続けなけばならないのだ』と。
僕もそう思います。しかし日本はかつての小泉純一郎政権以降、戦争の出来る国へと法律を変えようとしています。靖国みたいに人殺しを祀る神社にお参りして亜細亜の人々を挑発しています。尖閣問題や竹島問題も譲りあう精神と和を尊ぶ心が失われていたので起きたことなのでしょう。本来日本の美しい心は右翼の人達が提唱していたはずです。僕は絶対このようなおとなになりたくありません。亜細亜の平和に尽くす人物になりたいと思います。もしある国が日本にむけてICBMを撃ってきたら、日本は何も迎撃行動をせず広場に櫓を立てて『平和ばんざい音頭』でもみんなで踊るのです。そして仮に日本全土に着弾し日本が全滅しても『最後まで平和を貫いた素晴らしい国!日本』として世界の歴史に燦然と輝く国家となり、日本の真似をする国が次々と増えるに違いありません!これこそ真の正義の『神風特攻隊』ではないでしょうか!」

このような子供達がまだまだ日本には多いのだ!しかし大人の歪められた価値観によって歪められてしまう。私達が責任をもってこの子達の将来を守ってやらねばならないと決意を新たにした。