アメリカの大学生の読書量 | みっきぃーのメンタルケアルーム

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最近、何かのメルマガなのか
Podcastだったのかは
覚えていないのですが…
面白い情報を耳にしました耳

ご存知の方も多いかもしれませんが、
「アメリカの大学生は4年間で
400冊もの本を読む。
それに比べて日本の大学生は
4年間で100冊くらいしか
本を読まない」
ということ。

エリート校だと1000冊も
読むとかなんとか…。

読書量の多さに
びっくりしましたあせる

TVなどでも言われてますが、
日本の大学は入るのは
難関だが、出るのは簡単。
逆に、アメリカは勉強しないと
卒業できないという話。

まさに、読書量がそれを
物語っているのだな~
ということを最近になって
知った私なのですが…

何よりも、こりゃまずいと
自分の読書量の少なさに
愕然としたのですガーン


この面白い情報をもとに
色々とググってみると
「アメリカ式読書法」
なるものがあるようなことを
知りました!!

正確なものではないでしょうが
すごく参考になる読書法だと思い、
少しブログでまとめてみたいと
思います。

以下、1970年代にアメリカの
教育学者が大学生向けに
提唱した「読書方法」
(を少しわかりやすく
まとめているそうです。)

1.おおざっぱに内容を知る
まず、「本の表題、副題」を見よ。
それから「目次」をしっかりと読め。
そこから、その本の内容を想像してみよう。

もしそれぞれの表題なり、
各章のタイトルに、
知らない言葉などがあった場合は、
百科事典とか国語辞典、
漢和辞典などでその意味を
すぐに調べることだ。

同時に知らなくちゃいけないのは、
その本を書いたのが誰か、ということ

2.質問を作る
次にやるのは、
1の作業をやっている間に
自分の頭の中に浮かんできた
その本に対する
自分の質問事項をいくつか作る
という作業

多ければ多いほどいい
この作業は、結構重要です。

こういう「自分独自の質問」を
作っておくことによって、
本の中に自分で作った質問
=自分がとても知りたいこと、
への答えを探す

→自分の質問とは関係ない
ところは読み飛ばせる。

3.自分が作った質問の答えを探しながら、読む
第2のステップで作った
「質問表」を片手に、
最初のページから読む。

質問表には必ず
「答え」をメモしていこう。
長々と本文を写してみるのもいいし、
ページ数とキーワードだけでもいい。

でもこれだけでは駄目。
「読んだ」ことにはならない。
これだけでは絶対にダメ。

4.「自分の言葉」で「要約文」を作る
このステップでは、
「自分なりに読めば、
この本の内容は、
大体こういうことだ」
ということを、
他人に説明するために文章を
書く作業をします。

つまり、その本の内容を
要約した文章を書いてみること。

しかも、人にわかりやすく書く。
想定する読者としては、
高校生か、中学生、
もしくは両親とか同学年の友人。

ここで大変に重要なことは、
その文章の中では、
本文からの引用
=本にある文章を直接書き写すこと、
を決してしない、ということ。

「自分の言葉」で「要約する」
のが本当の「要約」。

だから、本文の文章を
そのまま書き写すのは駄目。

どうしてかっていうと、
本文からの引用ってすごく簡単な作業 
しかも、一部分がわかんなくても、
書き写すと、何となく分かった気持ちに
なってしまうもの。

でもそれは、
本当は「わかっていない」
ということ。
本当に自分で「わかった」という
状態になるためには、
やっぱりわかりやすく
自分の言葉でまとめる、
というプロセスが必要。

文章を書くのが面倒な人は
テープに吹き込む。
テープに吹き込んで、
それで本を書く、という
プロのライターもいるから
それもあり。

5.総合的な要約文を書く
4で書いたのは、
「自分なり」の要約文

ここでやるのは、
そういう独善的なもの
ではなくって、
その本の中身をさらに
詳しく調べた上で、
詳しい要約文を作る
という作業。

まず、本の各章の
最後の数行を見ていく。
そうすると、そういった文章は、
大体それぞれの章の結論部分。

だから、自分が興味を持たなかった
問題に関する結論も、
この時点で確認することができる。

そうしたら、そういった結論や
問題も全部含めた要約文をもう一回書く。

でも、単に書き加えるだけでは駄目。
やっぱり全面的に書き直しが必要。


ここまでできたら、
とりあえず「読書」は終了。

最初の一行目から読んで
数ページで「挫折」するよりは、
この方法の方が、
ずっと効率的かつ効果的。

詳しい内容はこちら


確かにこの方法だと
すごく「考える」
という作業をするな~
と思います。

私も専門学校時代に
帰国子女の先生の授業は
アメリカスタイル?
というか、
日本の先生はしない
スタイルの授業でした。

まず、先生は黒板に
文字を書きませんえっ

全て口頭で言われたことを
ノートにひたすら写す。

寝てたら絶対に
ノート取れません(笑)

また1冊の本を読んだら
それに対する感想文を
書きますが、

本文の言葉に対して
自分の考えを述べなければ
いけませんでした。

これは授業の課題でも
あったことで

例えば、
「私は本が好きです」
と答えたら

その理由を3つ述べよ
となり、
その3つの理由についても
事細かに理由を書かせられました。

これは本当に頭を使いましたし
私たちは相当苦労しましたショック!

当時は嫌でしたが、
今考えてみると
その作業がしんどかったのは

私たちがそれまでに
頭を使うということ
考えるということを
やってきていないから
だと思います。

アメリカでは
こんなの常識なんだなと
いまさら思う次第です。


アメリカの大学生を見習って
私も読書量を増やし、
ただ、読むだけでなく
1冊1冊に頭を使って
考える読書をやっていきたいと
思います。