NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」を見て思うこと。 | §ビューティースペシャリストゆうの素顔§

NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」を見て思うこと。

テレビ番組ネタでもう一つ。




『プロフェッショナル 仕事の流儀 』という番組をご存知ですか?

私は、好きでよく見るんですが、

先日は鰻職人の金本兼次郎さんでした。



85歳という年齢で、今も鰻を焼き続けている方。

50度近くになるという厨房に立っていること自体素晴らしいのですが、

そのための努力もまた素晴らしいものでした。



番組の中で印象に残った言葉は・・・

80歳にっなても、90になっても100になっても

職人として一流のプロは、どこまでも追求心がある。

もう一つ言うならば人柄だね。

愛される人間にならなきゃ、かわいそうな人間になると思う。


現状に満足しないこと(たぶん、元々満足できないタイプですが)

人間力を高めることは私の中での大切なテーマでもあるので、

心に響きました。



そしてもう一つ。



仕事を作業にしない


例えば、『背びれは5ミリ幅で切り取りなさい』と指示された場合。

その時にどう考えるか。が職人として大成するかどうかの分かれ道になるという。

何も考えず、ただ言われた通りに5ミリに切っているのでは、

機械と変わらない『作業』になってしまう。

だが、ヒレに付いた小骨を除くために5ミリの幅が必要なのだ、と意味を考え実行すれば「仕事」になる。

全ての工程の意義を自分なりに考えることが大切なのだ。

(番組HPより抜粋)



どんな仕事も一緒だとは思いますが、

エステティックで言えば、

マニュアル通りに「○○から○○まで3回転、○○プッシュ2回」などと手技を正確に行うフェイシャルと

「今日は目が疲れているとおっしゃっていたから、ここを念入りに♪」とか、

お顔全体をしっかりと見て、「フェイスラインをスッキリさせるためにこうしよう!」とか、

お客様のその日のコンディションや気になっているポイントをしっかりと把握し、

手技を変えて行うフェイシャルとでは、全然違います。

優秀な機械はたくさんあります。

しかし、手から感じ、手から伝わるモノは『心』がつくり出すと私は考えています。







実は先日のセミナーで先生ともお話ししていたことだったので、タイムリーでした♪




誰かが発した言葉だったり、

たまたま目にした文章だったり、

無意識に入ってくる言葉やイメージが、改めてその重要性を強く認識させてくれたり、自分の中に隠れていた感情だとかが湧き出てくることってありますよね。

プロフェッショナルは、私にとってはそんな効果がある番組です。







ペタしてね