私の中で、関西の私鉄で欲しい車両は神戸電鉄の3000系、神戸地下鉄1000系、北神急行7000系。窓の大きさが違うから、阪急キットから作るのは難しそう。一方京阪9000系なら、窓配置は違うものの窓の大きさは同じっぽい。よしこれから作ろうなんて思って、京阪のジャンクボディを買いあさった。ところが切り継ぎ箇所も多くなり、面倒になって一両を切った時点で放置していた。


 そのまま2年以上忘れられてたのだが、この前京都へ行って京阪800系に乗ったら、なんか欲しくなってきたわけです。切り継ぎが面倒だったし、それに鉄コレで16m動力も出たことだし、Bトレのステッカーもあったし、とりあえず遊んでる京阪のボディを使って、この際800系を作ろうw とか思ったのがきっかけだった。全長を縮めるだけの簡単仕様にして作ってみた。



ユーレイさんのDQNな日々(模型工作編)


 ボディは単に、妻板よりの窓を一つぶん縮めるだけ。奥の二両が元のまま、手前二両が縮めた後のもの。同時に屋根板も合わせて縮めておく。次に前面だが、9000系とはちょっと違うので、前面窓裏に角材を貼り付けて、削りだしていく。



ユーレイさんのDQNな日々(模型工作編)

 左のような感じに一度角材を貼り、右のように削りだす。前面腰部のライトも、位置が違うので一度埋めてしまう。


 屋根に乗るクーラーは、JR東海用のインバータクーラーのパーツの改造。GMのインバータークーラーセットは、以前東日本のものが大量に必要になったことがあって、東海用のが実に12両ぶんも余りがあった..。側面を全て削って薄くし、切り継いで所定の長さにしておく。完成写真を見たら、どう切り継いだかは一目瞭然のはず。アンテナは東急ベンチレーターを加工しただけの超手抜き仕様、パンタ周りの機器類は京阪600系キットの余りを載せた。床板は手元にあった余りパーツ、床下機器は東急7700系用のものを適当にそれらしく並べてみた。


 塗装は灰色9号と西武イエロー、東武用の水色、台車は形が似てるSSタイプ。動力は16mではなく17mのを使った。こんな具合に出来上がった。



ユーレイさんのDQNな日々(模型工作編)

 本当は妻板に窓を開けないといけないのだが、面倒だったから省略(=⌒▽⌒=) まあこんな感じで、お手軽に作ってみたけどどうでしょ。この程度の加工でもそれらしくなったんじゃないでしょうか。以前作った京阪600系や700系と並べてみたら、もう気分は琵琶湖って感じ。廃材同然だった車体が、ここまで化ければ大成功ってことで、この記事を終わりたいと思います。