資料と本の処分術 | うめブロ

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ライター梅津有希子の取材裏話、おいしいもの、美容、犬ネコ話など。

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします!

大晦日、仕事部屋の大掃除をしていた際、

「紙資料全捨て! ポーイ」

などとツイッターでゆるゆると中継しながら
バンバン処分しまくっていたところ、
思いのほか反響が。

「潔くて気持ちいいです!」
「いつか使うと思うと、捨てられない」
「うらやましい。常に資料や本で埋もれています」

などなど。

ライターという仕事柄、
資料やゲラ、本などは
常にたまる一方で、減ることはまずない。

特に、毎月雑誌の仕事をしているため、

「最新号が出るまでは、何かあった時のために
資料やゲラを取っておかないと」

と、取っておくうちにあっというまに年末に、
というのが毎年のパターンだ。

毎月処分するのが理想だけど、
現実にはそんな余裕はない。

そこで、今回の大処分市では、
以下の考え方のもとで、ばんばん処分した。

●いつか使うかもしれない資料本
→すべて処分。使う時がきたらまた同じものを買えばいい。

まぁ、その「いつか」は来ないことのほうが多いねぇ。
もしくは、わたしが定期的に担当することの多い
「整理術」「妊娠・出産特集」などは、
常に毎年最新情報を網羅した新刊や
新しい著者の本が出ているので、
古い本を取っておいても意味はない。
雑誌の特集は、その時の「旬な人」に
仕事を依頼するものなので、
いつまでも取っておく必要はないのだ。

●何かのためにとっておいたパンフレットやチラシ
→「何かのため」はまず来ないので全捨て。

本と同じで、「いつか」や「何かのため」は
わたしの場合、めったに来ない。

こういう薄い紙資料は、
わかりやすく整理して取っておくのも一苦労。
かといって、スキャンしてデータ化するほどマメじゃない。
わたしが手がけるジャンル
(美容・ヘルス、ペット、料理)のものなどは、
紙資料を取っておかなくてもキーワードで検索すれば
企業のリリース(PDF)や主催団体の情報など、
大抵オフィシャルの情報がヒットする。

資料を捨てようか迷うほどの内容だったら、
断片的にでもキーワードを覚えているはず。
キーワードすら忘れてしまうものだったら、
それまでのものなんじゃないかなぁ。

そこそこの記憶力と検索力があれば、
大抵の情報は探し出せるはず、
というのがわたしの持論です。

それでも情報がみつけられない場合は、

「それまでのご縁だったのね」
「企画にするほどのものじゃなかったのね」

とすっぱりあきらめる。

●雑誌
→自分が担当したものは、1年分は取っておく。

これも毎月たまる一方なので、取っておくのは
1年分12冊のみ。
数誌で仕事をしているとそれだけでもかなりの量になるので、
その辺は、スパッと潔く。

●企業のロゴ入りのクリアファイル
→全捨て。

プレスリリースと一緒によく送られてくるけれど、
普通のクリアファイルですらたまる一方なので、
企業ロゴ入りのファイルまでは出番が追いつかない。
ごめんなさいね、と思いつつ処分します。

広い家じゃないもので、仕事部屋といっても
ウォーターサーバーの水だのコートだのバッグだの、
玄関に置ききれないブーツだの、
仕事以外のものもいろいろ置いてある訳ですよ。

少しでも快適に仕事をするためにも、
捨てるのに迷っているヒマなどないのだ!

黄色い花お知らせ黄色い花

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