大手監査法人と中小監査法人ってどう違うの?
得られるスキルは何?
どっちに入ったらいいの?

って、みんな悩みますよね。
むしろ、悩んでください。
悩まず大手っしょ!って人が多いと思いますが、それは非常に勿体無いです。

私が考える・一般に言われる違いを紹介します。
ただし、大手・中小の違いは一般的な話で、入った後に所属するチームによって全く違いますのでご注意を!


[みんな:01]中小監査法人に入った場合のメリット(大手監査法人の中小企業担当チームに入った場合でも一部可能)

・早い段階で、経理代行・アドバイザリー・税務など、いろんな業務が経験できます。
そのため、やりたいことがなんとなく見えてきます。

・クライアントとの距離が近い。
大手だと、独立性の問題でクライアントと距離があるチームが多いです。
中小だと、出張の時にクライアントが宴会を開いてくれたりとクライアントと接する機会が多いです。
飲み会などが嫌いだときついかもしれませんが、いろんな人と話してみたいと思うならチャンスです。

・早いうちからのマネジメント経験。
チームが小さいため、早くから独り立ちさせられますが、逆にチャンスといえます。

→中小は、知名度なんかに頼らなくても、早く成長して自分の力でキャリアを築いていくぜ!という人向けです。
前職があったりして自分の力に自信があるなら、是非中小法人に行くべきでしょう。
また、大手監査法人に勤めてる人で、「中小企業を相手にする仕事の方がいい!」と言って、中小企業相手のコンサル会社に転勤する人も多いです。


[みんな:02]大手監査法人のメリット

・とにかく人が多いため、社内で多くの知り合いが作れる。いろんな人と仕事ができるため、いろんな仕事の仕方を学べます。
ただ、デキル人が多いので組織の中で目立つのは大変かもです。

・上記のため、嫌いな人がいても頑張ってチーム異動させてもらえば避けられる。中小だと、仕事するメンバーが比較的固定化されて嫌な人がいても我慢。

・知名度。
例えば総合商社に転職したいとすると、「4大監査法人での監査経験○○年以上」が要件になっている企業もあります。

→安定志向の人は大手がおすすめです。転職も知名度としては有利ですし、焦らずしっかりとしたキャリアを築けます。