最近、高名な医学博士と対談しました。
私の方から、「最近、人の名前などが思い出せない等、物忘れがひどくなった気がするのですが、何か対策はありますか・・・」と聴きました。

そうしたら、同博士から意外な答えが返ってきました。

博士いわく、「キミは、過去、人をたくさん批判してきただろう? 物忘れは、その結果だ。」

そのコメントに対して、「確かに、国会で野党生活が長かったので、与党批判はよくやってきましたが・・・」と私。(・_・;)

博士いわく、「人間の体は、パーフェクトな機能を発揮している。キミが生まれてきてから、一瞬でも、君の体が休んだことがあるか? ないだろう! キミの心臓が、『ずっと懸命に働いてきたので、10分間だけ休むから』と言っただけで、キミは死に直面するだろう。キミの肺が、『5分だけ休むから』と言っても、キミの死は免れない。それほど、体の60兆個ある細胞は、一切の文句を言わず、完全かつ正確無比な活動を常に続けている。」

博士続けていわく、「キミを生存させるべくパーフェクトな機能を果たしてきている体にとって、キミの命令や思考は絶対的権威を有している。  例えば、キミが他人に対して『なんてお前は馬鹿なんだ!馬鹿野郎!』と怒鳴ったとする。 そうすると、君の体はどのように反応するか知っているか? キミの体は、君の言葉の主語が何かを認識しないのだよ・・・ここがポイントだ。 
 つまり、キミが他人に対して発した『なんてお前は馬鹿なんだ!馬鹿野郎!』という言葉は、『なんてキミは(つまり、私は)馬鹿なんだ!馬鹿野郎!』という言葉に翻訳されてキミの体に伝わってしまうのだ。
そうすると、キミの体は、『そうか、ご主人様は、《馬鹿》という状態を欲しているのだ。徐々にそのような体の状態をつくり上げねばならない』と解釈し、体の不具合を自らつくり上げて機能不全を起こし始めていくのだ。 例えば、軽い脳梗塞を自ら起こしたり、脳の血流を自ら悪くさせたりする。
そのようにして、脳血管の中に、徐々に脳梗塞の目詰まりが多数出来たりして記憶力が阻害されていき(特に、40歳以上)、物忘れが激しくなるという具合だ。 このことは、マイナスの考え方や悪想念を持った時も同じように作用する。
だから、いつまでも体の健全性を保とうと思えば、決して他人を批判・非難せず、人を褒め上げ、常にプラス思考・前向きな考え方をしていかねばならないのだよ。 絶えず敵や相手を非難してきた政治家、学者、教育者等がアルツハイマーや認知症にかかりやすい傾向があるのも同じ理屈からだ。 わかったかい!」

このご高説に対して、「なるほど!」と大きく頷く自分を発見していた私でした。