歳をとってからの方が住まいは便利なところがいい理由 | FPローズヒップのブログ☆                  ちょっと言わせてもらお!

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気の向くまま、思いつくまま・・・FPの視点も合わせつつ、日常の思ったこと書き綴ります~(^^♪

去年近くでコミニティバス運行の実験がありました。

高台に戸建て住居が広がる地域です。

結果は・・・・一ヶ月間の運行実験で70万円の赤字だそう。
実現するには厳しい結果になりました。


我が家の回りも結構高齢者の方々が沢山住んでますが、まだバス停が近い・・・
坂はきついですけど・・・

バスの運行実験をした地域はなだらかに広がる斜面に住居が広がる地域で、バス停はこの斜面の一番下、行くまでが遠いです。
しかも本数の少ないバス路線です。

現役世代、足腰に問題のない人は最寄り駅まで徒歩、自転車の人も多い地域です。
来ないバスを待つなら歩いても変わらないからです。


先月、久しぶりにこの地区を歩いて坂を登って帰宅しました。

車で通った時には気がつかなかったのですが・・・

空き家が多いのです。

定期的に手入れはされている様子ですが、人の住んでいる気配のない家が結構ありました。


運行実験をしたコミニティバスも、病院や買い物に行く便をよくしようという考えです。

朝や夕方などは人がバス停に待っている姿も見かけたのですが、平日の昼間の利用は少なかったようです。


タクシーは呼べば直ぐ来ますし、ネットスーパーなども便利な時代ではありますが、まだまだ高齢者には優しくはないですよね。

病院に行く回数が増えてタクシー代もバカにならないし、ネットスーパーを使う方法を知らない・・・

若い頃の体力でカバーできたところが、体力でカバーできなくなってきています。


やはり・・・

歳をとってからの住まいは、自分のライフスタイルに合わせてできるだけ自力で生活できるところがいいようですね。

そうすると・・・
必然的に、病院が近くて日常の買い物に困らないところ・・・

若いときよりも狭い生活圏に必要なものがあるところがいいということになります。



静かに暮らせることが郊外の戸建ての良さですが、
歳をとると生活の維持が難しくなるのはさけられないのかもしれません。

これからより一層の社会的援助が必要になってきそうです。